先祖供養のすすめ⑦

6回に分けて「先祖供養」のことを書かせて頂きましたが、如何でしたでしょうか? 

 ただ勘違いして欲しくないことは「自分が幸せになるために」先祖供養をするのではなく、「ご先祖樣のため」に先祖供養をするという意識を間違えないようにして欲しいと思います。 

 昨日までの記事を読まれてご理解して頂けていると思いますが、ご先祖樣の幸せが、自分の幸せであり、貴方の子や孫の幸せにもつながってくるということです。 

 なので、亡くなられたばかりの祖父母・両親がいらっしゃるのであれば、先ずは成仏できるようしっかりと供養をして欲しいと思いますし、そして感謝も忘れてはいけません。 

 また、祖父母以上のご先祖樣も成仏して頂かなければなりませんが、当然感謝も忘れてはいけません。 

 みなさんは『先祖供養をする』とは、いつ何をしようとしていますか? 

 一般的には先ずは『お墓参り』が頭に浮かぶでしょう。 

 私がお勧めしている『先祖供養』は、 

 1.毎日の仏壇での供養 

 2.月一のお墓参り 

 3.季節のお墓参り 

 4.〇回忌法要 

 以上の4つは必須だと私は思っています。 

 これらの先祖供養は一家の大黒柱であるご主人(家長)が一番本気で実行して行かなければ意味がありません。 

 「2.月一のお墓参り」は、直系のお墓参りだけで良いのですが、「3.季節のお墓参り」は傍系先祖といって母方・妻方・養子方のお墓参りもお忘れなくお参りして欲しいと願う次第です。 

 これも、母方・妻方だからとご主人や子供たちがお参りされないことがありますが、これも家族そろってお参りしましょう。 

 先ずは、直系のご先祖樣を第一に考えてください。 

 傍系ご先祖樣のお墓が近いからと頻繁にはいかれない方が良いと思います。 

 直系とは、今名乗っている姓のご先祖樣のことです。 

 もし、離婚されて旧姓に戻されていない場合も、名乗らせて頂いている姓が直系ご先祖ということになります。 

 また、再婚されて姓が変わった場合、子供さんは変わる前の姓のご先祖とは生涯切れませんので傍系ご先祖としてのお墓参りだけでもされた方が良いと思います。 

 以上で「先祖供養のすすめ」は本日で終わらせて頂きます。 

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 本日は、これで失礼致します。 

 ありがとうございました。    

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