正月飾りの由来など


昨日まで正月飾りの飾る時期や飾る意味を書かせて頂きました。 


 本日は、しめ飾り・門松・鏡餅の由来等を書かせて頂きましょう。 


 【しめ飾り】 

 しめ飾りの「注連縄(しめなわ)」の意味は神樣を祀るにふさわしい神聖な場所である印に飾られるものです。 


 つまり、家の大掃除をして歳神樣をお迎えできる神聖なる場所になっているという合図ということです。 


 しっかり掃除をしましょう。 



 【門松】 

 門松の始まりは平安時代で、当時は松だけを玄関に飾ったようです。 


 竹が使われる様になったのは室町時代からです。 


 松は、常緑樹で常に青々しく葉を落とさない永遠の生命の象徴。 


 竹は、垂直に真っすぐに伸び生命力の強さを象徴。 


 このように、成長と力強さから「繁栄」を意味する縁起の良さから門松に使用されるようになりました。 


 また、竹の切り方に斜めに切る「そぎ」と真横に切る「寸胴」の二通りがあります。 


 今では斜めに切った「そぎ」が一般的ですが、もともとは「寸胴」が主流でした。 


 これは徳川家康が武田信玄に負けた戒めとして三本の竹を武田信玄の首に見立てて竹の頭を斜めにそぎ落としたのが最初だという説があります。 


 また「そぎ」の切り口が笑った口の形に似ていることから縁起が良いという説もあります。 


ちなみに真っすぐ切った「寸胴」は切り口が水平なので「お金が逃げない」とか「お金がしっかり詰まる」などから商売繁盛を願って「寸胴」にされている店舗もあるようです。



 【鏡餅】


 家庭によって飾り方に違いはありますが解説しましょう。 


 イラストのグリーンの葉は「裏白」といってシダの一種です。


裏が白くなっています。 


 白い裏側を上にして飾ります。 


 意味は、潔白な心を表し、葉の模様が対になって生えているので、夫婦仲睦まじく白髪になるまでと長寿を願う。 


 このイラストでは見えませんが「ユズリ葉」も通常飾られるでしょう。 


 ユズリ葉という木の葉です。 


 この木は、新しい葉が出てから古い葉が落ちるので、家督を子に譲り、家系繁栄することを意味します。 


 「昆布」を飾られることもあります。 


 「昆布」は喜ぶで縁起がいい。  


 餅の上に乗せた「橙(だいだい)」は「代々」とも書き、家系が代々続きますようにと込めたもの。 


 「串柿」は干し柿を串に刺したもの。 


 柿は「嘉来(かき)」とも言われ、幸せをかき集めるという語呂合わせからきています。 


 また、この串は剣を表し、鏡餅は鏡を表し、橙は玉を表し、天皇が受け継ぐ「三種の神器」を表しているとも言われています。 


 あと「するめ」も飾られることがあります。 


 昔、するめは「寿留女」とも書いたと言われています。 


 「寿を留める女」と書くので、長くとどまる・長寿・良縁・良妻を表します。 


 また日持ちが長いので、良い事が続くという意味も。 


 イカは金運もよいとも言われています。 


 と、いう具合に縁起物で飾り付けます。 


 と、いうことで昔の人は、以上のように幸せを願いあらゆるものに縁起をかついだものにしていたのです。 


 昨今は「そんなのやっても・・・」と否定される方が多いかもしれませんが、縁起かつぎは思い込みが幸を引き寄せになるのだと思います。 


 以上のことだけでなく、昔からのしきたりや風習などは核家族化が進んで祖父母との付き合いが減ったことから伝わらなくなっています。 


 なので意味が分からないので、次第に辞めてしまっているものがドンドン増えて完全に子や孫に伝わらなくなってきました。 


 昔の人の幸せになれる折角の知恵がもったいないことになってしまうので、意味を学び理解して後世に伝えていきましょう。 



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 最後まで読んで頂き有難うございました。 

 本日の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。 

 本日は、これで失礼致します。 

 ありがとうございました。

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合同会社 宇部経営コンサルタント事務所

昭和54年創業 / 経営相談・経営改善・経営者研修・社員研修

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