明日は1日。「朔日参り」しますか?

本日は「明日は1日。『朔日参り』しますか?」と題して書かせて頂きます。 

 神社は1日と15日にお参りすると良いと聞きませんか? 

 これは何故だか知っていますか? 

 新月と満月が関係しているのです。 

 月は15日かけて満ちて満月になり、また15日かけて欠けて新月になります。 

 昔の太陰暦(現在は太陽暦)では、1日が新月、15日が満月と決まっていました。 

 ということは、1日は15日間かけて満月になっていくことで新しく始まるという意味で様々な祈願をされてきました。 

 15日は新月から満ちて満月になるということから、物事が完了するという意味もあり15日間無事に過ごせたという意味で感謝の参拝を昔の人はしてきたようです。 

 捉え方は様々ですが、１５日かけてパワーがみなぎり、その満パワーを15日かけて上手に使っていくというイメージもできます。 

 ですが、1日のお参りは、先ずは前月を無事に過ごせたことの感謝をお伝えし、新たに今月を無事に過ごせることを祈願します。 

 15日のお参りは、今月前半を無事に過ごせたことの感謝をお伝えし、後半の残りを祈願するというものです。 

 様々な願いを祈願しても良いのですが、先ずは日々の感謝をしてから行いましょう。 

 1日参りは「朔日(ついたち)参り」とも書きます。 

 この「朔日参り」とは暦での新月の日を意味します。 

 なので、1日15日ではなく暦での朔日・15日でお参りすることで月の満ち欠けに合わせたお参りでより効果があるかもしれません。 

暦を購入していただくか、ネットで新月満月カレンダーを検索してみてください。

 一度、月の神秘的なパワーを試してみては如何でしょうか?

神社参拝の本来の目的を、遡って調べてみると 

 『身を清め、日々の生活で汚れた心を清浄すること』だそうです。

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 本日は、これで失礼致します。 

 ありがとうございました。