天命を待つのも結構だが・・・

本日は「天命を待つのも結構だが・・・」と題して書かせて頂きます。 

 昨日の「人事を尽くして天命を待つ」の続きのお話しです。 

 「天命を待つ」というのは、結果は天に任せるというわけですが、「天」とは一般的に「神樣」と解釈していると思います。 

 そうすると、神社で祈願しても何ひとつ願いが叶ったことがないという人は「『苦しい時の神頼み』って諺があるだけに都合よく天命を待ってもダメでしょ」と言いやしないだろうか? 

 私は「日本の古き良き心を目覚めさせる『心覚塾』」で祈願のことについてお話しさせて頂いております。 

 祈願して叶わないのは、それが貴方にとっての現在の最高の答えだと受け取りましょうとお伝えしています。 

 それは、その祈願に対してどんな努力をしたのか、またどんな考え方をしてきたのか等、また祈願内容が現在の貴方に相応しくない欲張り過ぎた内容だったりすることがあります。 

 なので、叶わないからと諦めず、祈願内容をランクを下げたものにしたり、自分の言動を改めたりして、再度祈願していくのです。 

 その繰り返しで成長していけるのです。 

 そして、願いも叶うのです。 

 昨日の出来ることを「やり尽くせ」が大切でそれを証明するような和歌があります。 

 『ちはやふる　神のひらきし道をまた　ひらくは人の力なりけり』 

これは、明治天皇御製(ぎょせい)です。(明治天皇が詠んだ和歌です。) 

 意味は、 

 「勢いよく神樣が、貴方にとっての最善の道を開いてくださるが、そこからさらに開くには貴方の努力次第ですよ」です。 

 神樣は現在の貴方に最善の道を開いてくれるということなので、その結果の善し悪し関係なく素直に受け取り、更なる努力を続けることで必ずやゴールに到達出来るでしょう。 

 ただ、丸投げ祈願や祈願内容を忘れてしまうのは、一番お話になりません。

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 本日は、これで失礼致します。 

 ありがとうございました。