我欲からは幸せは生まれない

「業績アップ」「人間力アップ」「運気アップ」につながることを願い、日々ブログを書いております。 

いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。 

 本日は「我欲からは幸せは生まれない」と題して書かせて頂きます。 

 人は誰も「あれが欲しい、これも欲しい」「ああなりたい、こうなりたい」「ああしたい、こうしたい」「ああされたい、こうされたい」等と求めます。 

 その願望が叶うとまた、次の欲望が生まれキリがありません。 

 こういう状態の時は、我欲むき出しで自分では態度に出していないつもりでも、傍から見ると自分のことしか考えていないことが言動に表れているはずです。 

 結果、願望が満たされたとしても一時的なことであったり、何かを失ったり良いことにはならないことが多々あるでしょう。 

 それを教えてくれるピッタリの言葉があります。 

 天台宗の開祖　最澄(さいちょう)が残した教えの中に「忘己利他(もうこりた)」という言葉があります。 

 意味は「己を忘れて他を利するは慈悲の極みなり」。 

 もっと訳すと、

 あれが欲しいこれが欲しいと、欲してばかりいても良いこと等なく、自分の事ばかり追いかけていると「もう懲りた」ということになるよ、という意味も含んでいるのかもしれませんね。 

 我欲が先に立つ生活からは幸せは生まれないのだという教えです。 

 昔の人は、欲しがるばかりで、与えることをしなければ何も良いことに繋がらない、自分のことより、先ずは人を喜ばせることをすることが、巡り巡って自分の為になるということを様々な経験から気付いたのでしょう。 

 もしも、何事もうまく行かないという方は、願望はたくさんあるが、自分のことで精一杯で、周りに迷惑になっていないか、周りのことを考えているか、やってあげられることも気付かぬふりをしていないか等、自分の言動を振り返ってみましょう。

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 最後まで読んで頂き有難うございました。 

 本日は、これで失礼致します。 

 ありがとうございました。