節約も『徳積み』です



「人間力アップ」につながることを願い、日々ブログを書いております。

いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。 


 本日は「節約も『徳積み』です」と題して書かせて頂きます。 


 リサイクルという言葉がいつから使われ出したのか定かではありませんが、再利用して資源を大切にしようという取り組みです。

戦後の経済発展したことで、物が溢れたことからか、物が使い捨てといった傾向が増えてきたと思います。 


 そのことから、廃棄物の処理問題が発生してきました。 


 昨今はSDGsという取り組みが世界ですすみ、その中にもリサイクルなどの環境に関する取り組みがあります。 


 ずいぶん前ですが「もったいない」という言葉が流行したことがありました。 


 調べてみると、戦前までの日本では、物を大切にして生きてきました。 


 例えば、昔は魚屋や八百屋で買い物をするとビニール袋はなく、新聞紙にくるんでいました。 


 その新聞紙は、かまどで料理をする火の燃料に使われており、残った灰は畑にまいて肥料として使い野菜を作っていました。 


 また、頂きものの包装紙や紐も捨てずにとっておき、包装紙は小さく切ってメモ紙につかったり、何か包むときに再利用したりしていました。 


 物を無駄にせず有効利用をしていたようです。 


 なので、今でも年配の方は小さい頃の習慣のまま捨てずに取っておくことをされている方も多いのではないでしょうか? 


 ただ、それも行き過ぎるとゴミ屋敷になりかねませんので気を付けなければ。 


 こういうことを「節約」といいますが、人によっては皮肉って「ケチ」という人もいると思います。 


 しかし、「節約」と「ケチ」は意味が違います。 


 「節約」は、自分の必要以上のものは利用せず、誰か人のために使うってもらおうという行為だと思います。 


 「ケチ」は人のことは考えずただただ自分の為だけに利用することだと思います。 


 つまり、「ケチ」からは物の循環・リサイクルが生まれないのです。 


 地球ではあらゆるものが循環して生きています。 


 水で言えば、雲から雨になって地上に振ってきて、川に流れ海に出て行き、蒸発してまた大気になって循環しています。 


 生物も食物連鎖でバランスを保って生きています。 


 絶滅危惧種が増える現在では、何かが欠けることでひずみが生まれ、自然環境の循環が崩れて異常気象の原因にもなっているのだと思います。 


 絶滅危惧種も今までの人間が行ってきた環境破壊の影響も起因していると思います。 


 「徳積み」のことをよく書かせて頂きますが、この「節約」「倹約」など「質素な生活」をすることも、「徳積み」になります。 


 何故かというと資源を大切にするという観点から徳積みでも「陰徳」に値する生き方です。 


 昔の人たちは、自然破壊をしない自然と「共生」するということをやってきました。 


 環境破壊をすると自然の循環システムが壊れてしまうということを知っていたのでしょう。 


 年配の方々に昔やっていた「節約」を聞いてみて実践してみては如何だろうか?


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本日は、これで失礼致します。 

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昭和54年創業 / 経営相談・経営改善・経営者研修・社員研修

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