家を継ぐことの大切さ



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いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。 


 本日は「家を継ぐことの大切さ」と題して書かせて頂きます。 


 戦後「家督相続」制度がなくなったことから、「家を継ぐ」という意識が薄れていると感じます。 


 日本では、昔から長男が家を継ぐしきたりがありましたが、明治になって民法に定められました。 


 しかし、先の戦争で敗戦国となった日本は、GHQによって様々な政策で日本の昔からの仕組みが廃止されることになりました。 


 そのひとつが「家督相続制度」です。 


 戦後、昭和の時代はまだ、「家督相続制度」が廃止されても、家を継ぐ「跡取り」の意識は高く、長男が亡くなれば次男に、男子がいなければ養子や婿養子に家を継がせていました。 


 戦後すぐに生まれた人達の子供が親になる昨今では、生まれた環境次第では「家督相続」という「家を継ぐ」という思想が殆どなくなっているように感じます。 


 これは「家督相続制度」がなくなっただけではなく、戦後のGHQの他の政策の影響もあるのです。

神道と国家を分離させる政策「神道指令」によって、神社と国を切り離し神事は国の行事から外れ、学校でも宗教教育はなくなり、公共施設から神棚も廃止されました。 


 このことから、子供たちは日本神話を勉強しなくなり、アメリカの男女平等や公より個人を尊重する個人主義を学び、核家族化が進み家庭から神棚・仏壇がなくなり、時間の経過とともに自分さえ良ければ的な思想に変わってしまいました。 


 特に、核家族化が進んだことと、神棚・仏壇がなくなったことで、ご先祖樣との関わりを持つことがなくなったことが「家を継ぐ」意識を希薄にさせたと思います。 


 昨今では家を継ぐ意識がなくなったことから、絶家になる家が増えているようです。 


 絶家とは、跡取りがおらず家系が絶えてしまう家のことです。 


 「絶家になって何が悪い。誰にも迷惑かけてなかろうが!」と言われる方がありますが、確かに他人には何も関係ないでしょう。 


 でも、嫁いでいった娘達には影響はゼロというわけではありません。 


 本日は、この話は省略いたしますが、ご先祖樣の立場で考えて欲しいと思います。 


 自分が生まれるには、お父さんとお母さんがいたから生まれました。 


 お父さんもお母さんも、両親がいました。その祖父母にも両親がいるのです。 


 そうやって遡って何人のご先祖樣が自分が生まれてくるまでに関わっていたのかを考えたことがありますか? 


 ご先祖樣の墓参りも家に仏壇がありながらも、手を合わせて感謝することがなくなったことにご先祖樣の有難さを感じられなくなってしまっているのです。 


 30代遡ると、21億人以上のご先祖樣が存在するのです。

当然、更に遡るとまだまだ人数は増えていきます。 


 そのご先祖樣のうち、一人でも居なかったら今自分という存在はないのです。 


 こんなにたくさんのご先祖樣が、命をつないでくれたのです。 


 そして、経験や知恵も遺伝子で伝えてくれているのです。 


 曾祖父母・祖父母・両親が生きていく中で「徳積み」をしてきたことで、家系に徳が貯まっています。 


 そして私たちが生きていく中で、様々な悩みやトラブル・困難なことがあるたびに、おじいちゃんやおばあちゃん達が積み上げた「徳」に助けられて生きているのです。 


 命を親から子へ子から孫へつないできてくれたことに、また「徳」を残してくれたことに感謝するべきではないでしょうか。 


 「おじいちゃん、おばあちゃん命をつないでくれてありがとう。徳を私たちに沢山残してくれてありがとう。この徳で随分助けられたよ。」と手を合わせ感謝することでおじいちゃんもおばあちゃんも全てのご先祖樣がみんな「あぁ~喜んでくれてよかった。わしらも一生懸命生きてきた甲斐があったのぉ。わしらの積んだ徳も役に立ったようじゃし。良かった。良かった。」と大喜びで成仏してくださることでしょう。 


 話を絶家の話に戻します。 

 そんな、一生懸命に命をつないでくれたご先祖樣のお墓・仏壇を通して御魂に、絶家になった場合、誰が手を合わせて供養してあげるのでしょうか? 


 昔の人は、絶家を嫌っていました。なぜなら絶家になれば自分たちもだが「誰がご先祖樣の供養をしていくのか」というご先祖樣に申し訳ない気持ちだったのです。 


 だから、絶えないように女の子しかいない家庭には、跡取りになる男の子を養子に迎えたり、長女に婿養子を迎えて対策してきたのです。 


 信じてくださるか分かりませんが、仕方なく絶家になり、しっかり絶家供養されている場合は良いのかもしれませんが、何も考えず娘を嫁に出し、墓じまいもして仏壇も処分し禍が起きた実例は良く聞きます。 


 以前にも書かせて頂いていますが、経営がうまくいかない経営者の共通点に「先祖に無関心」ということがあります。 


 経営だけではありませんが、先祖に無関心ということは法要もやってなかったり、お墓参りもしばらく行っていなかったり、仏壇があるのにお供えも手も合わせないと、ご先祖樣も痺れを切らし、成仏できないので「供養してくれ。供養してくれ。」と気付かせるために家族に事故をさせたり、原因不明の病気をさせたり、頻繁にケガをさせたりするようです。 


 気付くまで容赦なく続くようです。 


 これは、バチではなく、ご先祖樣からの「お知らせ」と取るべきです。 


 先ずは、人としてやるべき事柄の第一位にあがるぐらい「先祖供養」は大切なことだと考えてください。

日々、ご先祖樣に手を合わせることを是非続けて欲しいと願う次第です。


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