幸せ導く『はた楽』経営コンサルタントで幸せ研究家の藤井孝幸です。

いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。

本日は『私の経営コンサル⑦社長勉強しましょう』と題して書かせて頂きます。

～経理担当者が社長より偉い？～

社長と経理担当者の関係は良好ですか？

どういうことかというと、社長が経理関係が全く分からず経理担当者に丸投げで任せっきりという場合があります。

経理担当者は、社長から丸投げされていても、事あるごとに社長にお伺いを立てるでしょう。

お伺いを立てる都度、社長は何も分からず的確な指示ができない。

それが何度も何度も何年も何年も続くと、経理担当者は社長を内心バカにするようになるでしょう。

ただすべての人が、バカにする訳ではないですが、長い歳月をかけて実際にあり得ることです。

こうなると徐々に、経理担当者はお伺いすることなく、自分の好き放題するようになり社長に指示をして支配する様になります。

行き過ぎると、事務所内に自分だけの個室又は空間をつくり人を寄せ付けなくしていきます。

経理担当者の怪しい動きを指摘するとヒステリックになり、手に負えなくなることもあります。

～始まりは社長の知識のなさから～

「そんな人いるの?」と思われるかも知れませんが、

私どもにそんな担当者が何の引継ぎがもなく退職してしまったので助けて欲しいとSOSを受けたことがあります。

本当に任せっきりだったので、何がどこにあるのかも何も分からない状態なのです。

私どもが、入らせて頂きありとあらゆる資料を拝見していると、退職金を勝手に支給されているのです。

これは、１件だけの話ではありません。　私どもが関わっただけでも、３件はあります。

中には、そんな経理担当者のやり方を強制的に変えるために、改善依頼を受けたこともあります。

この場合は、私どもの流儀で効率良い方法論に変更していくので、その担当者は諦めて退職していきました。

この様な状態になった会社は、社長よりその経理担当者の方が偉い人という認識を社員一同が持っています。

偉いというより、支配者的な存在で経営者一同・社員一同が怖がって、怒らせないように接しているのです。

これは、正常な会社ではありません。

元をたどれば、「社長の知識のなさ」「勉強しようとしなかった」等、分からないからと逃げ、丸投げしたことが発端です。

～経営者としての知識の習得をしましょう～

昨今は、起業する方が非常に多くなっています。

起業することに、私がとやかく言うものではありませんが、起業する準備は必要でしょう。

起業の準備は、どこに店舗を出すか・設備計画・人員計画等は当然ですが、これらは今まで雇用されていた時にもしてきたことで、慣れたことかもしれません。

しかし起業するとなれば、経営者になるのです。　業務の知識だけでは駄目なのです。

経営者としての知識が絶対必要になるのですが、そのあたりの準備(勉強)が出来ていない方が非常に多いと感じます。

起業して奥樣も従事される場合、経理関係を奥樣に全て丸投げというのも多いです。

この場合は、夫婦だから上記のように支配されることはないでしょう。　でも、奥樣がお金を持って消えたお話もありますが・・・。

起業前の方なら、是非経営者としての知識の習得をしてから起業されることをお薦め致します。

既に起業されている方も、今からでも遅くありません、勉強しましょう。

本日は、これで失礼致します。

ご意見ご感想頂けると有り難いです。

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