『はた楽』を念頭に中小企業の発展繁栄とその企業に関わる全ての方々を

また、個人の方を幸せに導くコンサルを目指す経営コンサルタントで

幸せ研究家の藤井孝幸です。

いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。

本日は『古き良き心を伝える実語教⑥』として書かせて頂きます。

経営者は「実語教」を学び、経営に役立てよう。

経営者でない方も「実語教」を学び、『心』を育てましょう。

『君子愛智者　小人愛福人』

(くんしはちしゃをあいし　しょうにんはふくじんをあいす)

意味：立派な人は智恵のある人を愛し、つまらない人はお金持ちを愛す。

これは、良い友・仲間をもとうという事の前に、どんな友・仲間を選ぶかが重要だといっていると思います。

「どんな人を友にしたいか」と問われて、「賢い人、徳のある人、人脈のある人」等と言える人は君子的な考えだと思います。

「お金持ち」と答える人は小人的な考えだと思います。

「お金持ちと仲良くなれば、困ったときに助けてもらえそう」などと考えるのはもっと小人的考えだと思います。

※小人・・・つまらない人の意味

『雖入富貴家　為無財人者　猶如霜下花』

(ふうきのいえにはいるといえども　ざいなきひとのためには　なおしものしたのはなのごとし)

『雖出貧賤門　為有智人者　宛如泥中蓮』

(ひんせんのかどをいずるといえども　ちあるひとのためには　あたかもでいちゅうのはちすのごとし)

意味：お金持ちの家に生まれたとしても、智恵や人徳がなければ霜の下の花のようにしおれてしまいます。貧しい家に生まれたとしても、智恵を身につければ泥の中の蓮のように花を咲かせることができます。

世の中は、地位やお金持ちの家庭を立派だとする風潮にあります。

しかし、お金持ちだから、地位が高いから立派な人とも限りません。

どんな家庭に生まれようと育とうと、努力をすれば必ず花開くということです。

どんな状況にあろうとも、困難を出来ない言い訳にしては前に進めません。

苦しい時こそ頑張りましょう。

ということで、本日はこれまでに致します。

最後まで読んで頂き、有難うございました。

【経営者必見⑥】古き良き心を伝える「実語教」