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また、個人の方を幸せに導くコンサルを目指す経営コンサルタントで

幸せ研究家の藤井孝幸です。

いつもありがとうございます。

本日は『日本ハム新庄剛志新監督に神道の心あり』と題して書かせて頂きます。

野球に興味のない方は、読んでくださらないかな？

先日、プロ野球の日本ハムファイターズの新監督・新庄剛志氏の記者会見を見ました。

その中で「優勝なんか、一切目指しません。優勝という高い目標を持つと、選手は上手く行かない。

一日一日地味な練習を積み重ねて、シーズン迎えて、何気ない一日を過ごして、何気ない試合で勝った、勝った、勝った。そして9月あたりで優勝争いしてたら、さぁ優勝目指そう。そこの気合の入り方が違うと思うので・・・」と話されていました。

私は、これを聞いて「おぉ～」と感激しました。

何故かというと、まさに神道の精神が見えたからです。

神道に『中今を生きる』という言葉があります。

以前にも書かせて頂いていると思いますが・・・

最近書かせて頂いたのは、

今、自分があるのは、両親、祖父母、曾祖父母・・・が居たからで、太古の時代から命のリレーでつながっています。

そして、自分も、子供に命をつないでいます。

先祖から子供にあるいは孫に命が伝わっていく、先祖と子供の間「中」に生きている意味の「中今を生きる」。

それと、もうひとつの意味は、

過ぎたことをいつまでもウジウジ考える過ぎ越し苦労をしたり、

未来のことを、起きてもいないのに起きるのではないかと心配する取り越し苦労をしても何もならない。

過去や未来のことを考えるより、現在を一生懸命に生きよう、今すべき目の前のことに最善を尽くす。

その結果で未来がある、未来が開けていくというものです。

新庄監督の話そのものでしょう。

初めから「優勝」を掲げて萎縮するより、日々練習を積みかねて、シーズンを迎え、毎試合一生懸命に戦う。それを繰返していき、その結果良い順位にいるという考えです。

それと、選手の人間性を重視するとも言われていました。

「人の悪口を言わない。いただきます。ありがとうございました。を言える選手に育てて行きたい」と。

これは、子供でも知っていることで、人としての基本だと私も思います。

京セラ名誉会長の稲盛和夫氏が日本航空を立て直したときに、何に時間をかけたか。

それは新庄監督が言われていることと同じなのです。

幹部たちに「嘘を言うな」「人を騙すな」「感謝をしなさい」等小学校の道徳で教わるようなことを日々話したそうです。

幹部たちは「なぜ、そんな当たり前のことを、今さら学ばなければならないのですか」と反発されたといいます。

しかし、稲盛和夫氏は「そんなことを皆さんは知っているかもしれないが、決して身についていませんし、まして実行してもいません。そのことが、日本航空を破綻に陥れたのです。」と言われたといいます。

ビジネスでも日常生活でも、稲盛和夫氏や新庄監督の言われる、人として基本的なことが出来るか出来ないかが、人生を大きく左右するのではないかと思います。

前にも書きましたが『知行合一』ですね。

知っていても実行しなければ、知っていないのと同じだということです。

あれこれ悩まず、今この一瞬を一生懸命に行いきましょう。

新庄監督にプロ野球を通じて世の中も変えてくれることを期待したいと思います。

本日は、このあたりで失礼致します。

ありがとうございました。

日本ハム 新庄剛志(ビッグボス)新監督に『神道の心』あり

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