『はた楽』を念頭に中小企業の発展繁栄とその企業に関わる全ての方々を

幸せに導くコンサルを目指す経営コンサルタントで幸せ研究家の藤井孝幸です。

いつもありがとうございます。

おかげさまで三か月が経ち、今のところ毎日書かせて頂いております。

本日は『この短歌を読んで･･･このままでいいのか?』と題して書かせて頂きます。

靖国神社では、毎年６月２９日に御創立記念日祭が執り行われています。

と、いっても私は一度もお参りしたことがないのですが・・・。

この記念日祭に合わせて、英霊に捧げる短歌や俳句が募集され、６月２９日の献詠披講式で披露があるそうです。

平成１７年に先の戦争で未亡人になられた方が捧げた短歌をご紹介致します。

『かくばかり　醜(みにく)き国になりたれば　捧(ささ)げし人の　ただに惜(お)しまる』

この歌を読んで、どう感じますか?

この短歌を投稿された方は、献詠時９０歳超で、２０歳前後で結婚されたそうですが、ご主人は国のために出征し、一生懸命に戦って戦死されたそうです。

それなのに、現在の日本を見るとほとんどの人が国のこと、人のことなど考えないで、自分の事ばかり。

企業も個人も政治家も我欲むき出しで、不正・偽装・汚職等が多発し、窃盗・詐欺等の犯罪、はたまた親が子を子が親を殺す等、こんな醜い国にするために主人は命を捧げたのかと思うと、本当に虚しく可哀そうだという思いでこの歌を歌っておられます。

私は、この歌をある書籍の中で知りました。

これを読んだとき、思わず「ごめんなさい」という気持ちでいっぱいになり、しばらく動けませんでした。

「ごめんなさい」のレベルで済む話ではないのですが・・・・

今までの自分の生き方が恥ずかしいというか、本当に申し訳ないと反省させられました。

私は、戦争を知らない世代で、歴史として出来事としてしか知らず、こうして戦争の犠牲になった方々の視点からの想いなど考えたことがありませんでした。

それがとても申し訳ないという思いでたまらなくなりました。

昭和３０年～昭和４８年の高度経済成長期は、戦没者の陰徳の力も手伝って成し遂げられたと言われる方もあります。

「日本の古き良き心を目覚めさせる『心覚塾』」をさせて頂いている関係上、先の戦争で亡くなられた方々の無念の思いに報いるためにも、太古の昔から先祖代々遺伝子で受け継がれてきた「素晴らしい道徳心」を目覚めさせなければならないと、より一層感じた次第です。

本日はこれで失礼致します。

ありがとうございました。