経営者はある程度は数字に関心を持ちましょう。自分の会社ですよ

みなさ~ん! 幸せですかぁ~! 

 本日も今まで得てきた学びを記事にして皆さんのお役に立てる様、分かち合いをさせて頂きます。  

  

本日は『経営者はある程度は数字に関心を持ちましょう。自分の会社ですよ』と題して書かせて頂きます。 


 経営コンサルをする中で多くの中小企業経営者は「損益分岐点はいくらですか?」の問いに「?」となっています。 


 損益分岐点とは、粗利益(あらりえき)と経費がイコールの状態、つまり最終の利益がプラスマイナスゼロのときの売上高を『損益分岐点売上高』といいます。 


 (粗利益とは100円の商品を150円で販売すると50円の利益が出ます。これを粗利益といい、50円を売上の150円で割り100をかけると粗利益率33.3%が出ます。) 


 これを知らなければ、毎月いくら売ればよいのかも何もわかりません。 


 計算の仕方は次の通りです。 


 前期の決算書の損益計算書で先ずは粗利益率を算出します。 


 損益計算書の売上総利益(粗利益のこと)を売上高で割り100をかけてパーセントを出します。 


 これが粗利益率です。 


 これは、業種でほぼ同じ数値がでるはずです。


 「業種別粗利益率」とネット検索して頂ければ、業種別の粗利が確認できます。 


 業界の数値以下の場合は、なぜ低いのか原因追及すべきです。 


 次に、損益計算書の経費合計(販売費および一般管理費+支払利息)を出します。 


 よく知られる損益分岐点の算出方法には、費用を変動費と固定費に区分しなければなりませんが、私は経費合計を固定費と見ています。 


 経費合計を粗利益率で割ると損益分岐点売上高が算出できます。 


 これは年間の損益分岐点売上高なので、12で割って月平均も算出しましょう。 


 後は、その金額と実際の売上高の対比です。 


 損益分岐点売上高を下回っていれば赤字になっています。 


 黒字の場合は、実際の売上高が損益分岐点売上高を上回っているはずです。 


 ここで、損益分岐点売上高より実際の売上が多いから利益が出ているから良しとしないようにしましょう。 


 なぜなら利益が出ていても資金繰りが苦しいことがありますから。 


 資金繰分岐点売上高も算出が必要になります。 


 また、損益分岐点売上高を下げる努力をしましょう。 


 下げることで、実際の売上を増やさなくても最終利益が増えるからです。 


 では、下げるには何をすれば良いでしょうか? 


 方法は2つあります。 


 1.粗利益率を上げる努力をする 

 2.経費を削減する 


 1.の粗利益率を上げるには、ただ販売単価を上げれば上がりますがそれでは値上げになり数が売れなくなるでしょう。 


 つまりは仕入単価を安くできないかを検討する(複数の仕入先の相見積もり)。 


 2.の経費削減は、無駄な経費・必要のない経費・削減しても業務等に影響がないものをやめていく。 


 ただ、このときに少額のものをみつけて「このぐらいいい」という考えでは削減はできません。 


 例え100円であろうが特別必要がなければ削減するべきです。 


 経費を削減すると即利益に転換してくれます。 


 例えば月1万円の定期支払している経費をやめたとします。 


 すると翌月から1万円が利益に変わり、年間で12万円が利益になります。 


 売上を増やし月1万円の利益を出そうとすると、1万円分の商品をいつもより売ってもだめなのです。 


 上の例での粗利益率(33.3%)で計算すると、10,000円÷0.333=30,030円です。 


 30,030円売って、粗利益が10,000円稼げるのです。 


 3万円ぐらいの少額ならいつもより余分に売れるかもしれませんが、10万円利益を増やしたければ30万円を売上なければなりません。 


 つまり販売するというのは労力がかかります。 


 でも経費削減は労力なく「やめる」という決心だけで利益に転換できるのです。 


 経費削減は、業績が苦しくなって行われることが多いと思われますが、私の考えでは業績が良いときから経費削減は必要だと考えます。 


 業績が良いからと使い放題経費を使っているから、景気が悪くなったときに余計に苦しくなるのです。 


 と、長々となりましたが、以上の計算は商売の基本です。 


 このぐらいは、経営者として計算できるようになって欲しいものです。 


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 今日のブログタイトルを見て、ここまで読んでくださったのは、引き寄せやお導きなのかもしれません。 


 このご縁が繋がり、あなたに幸せが訪れることをお祈り致します。 


 本日は、これで失礼致します。 


 今日もみなさんに沢山の幸せがやってきますように! 


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 最後まで読んで頂き有難うございました。 

 本日の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。 

 本日は、これで失礼致します。 

 ありがとうございました。    

合同会社 宇部経営コンサルタント事務所

昭和54年創業 / 経営相談・経営改善・経営者研修・社員研修

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