業績悪化は誰のせい？解決法は?

本日も今まで得てきた学びを記事にして皆さんのお役に立てる様、分かち合いをさせて頂きます。

経営コンサルで、企業に入らせて頂くと、従業員に警戒されることがあります。 

 中には嫌な感情を表情にだされる場合もあります。 

 ですが、これは想定内のことなので気にしません。 

 恐らく、社長から経営コンサルタントが入ることについて、伝わっているのだと思います。 

 私も計算書などの資料が必要になったり、業務上のことは従業員の方にお尋ねしなければならないことがあるので、従業員の方に協力して頂かないと何もできません。 

 でも、反発されますね。でもめげません。 

 私は経営者から「業績悪化を改善したい」「もっと業績アップしたい」「経理面の強化をしたい」等々で、ご依頼を受けるわけで、つまり会社を良くしていこうとしているのに、それがいけないことの様な振る舞いを受けることがあります。 

 例えば、従業員の方に「これをこうすると・・・いいですよ」とご提案申し上げると、「あーそれは、ダメダメ、無理でしょ」等、何を言っても「ダメダメ」しか言わない方があります。 

 私は、このような方にお会いするといつも思うことがあります。

 「この人は何のために、この会社にいるのか」と私は不思議に思うのです。 

 「こうしたら良くなるから、やってよ」と言っても受け入れない。 

 やってもいないのに「駄目」の連発、協力を一切しない。 

 こういう人は、「会社がどうなろうと私は知らない。給料さえもらえればそれでいい。」と言われる方が少なくない。 

 どうなろうが私は知らない?　会社が資金繰り難になれば、給料も支給されないかもしれないのに?　倒産したら、このご時世次の就職先はあるの?と言いたくなってしまう。 

そうは、思ってもその方々の気持ちも分かります。 

 恐らくですが、私たちコンサルが入ることで今まで自分たちがやってきたことに対して否定・批判され責められるのではという思いがあるのだと思います。 

 そんな思いから防衛本能が働いてしまうのだと思います。 

 なので、こちらも改善すべきことのこれまでとこれからの違い等をご理解頂けるまでご説明させて頂くことで、協力して頂けるようになります。

 そもそも会社の業績が悪いのは誰のせいか? 

 会社と従業員は別物ではありません。 

 会社が独りで稼ぐのではありません。 

 従業員が独りで稼ぐものでもありません。 

 従業員は、会社のネームバリューで仕事ができ、稼ぐことが出来るのです。 

 会社はスポーツチームのようなものと考えます。

社長は、例えるなら監督でビジョンを語り、目標を掲げて指揮をとる

部長・課長はコーチ的存在で、従業員がうまく業務ができるようにサポートしていく

従業員は、選手で、実際に業務をする人です。 

 会社の業績が悪いのは、会社が悪いのではない、経営者だけが悪いのではない、従業員も含んだ、会社全体の現在の能力を示しているのです。 

 子供の頃の通信簿のようなものが会社の決算書です。 

 「それを会社がどうなろうと関係ない」等と言うのはもってのほかだと思います。 

 そんな方々は、恐らく社外で会社の・経営者の・上司の・同僚の悪口を言っているのではと推測致します。 

 こんな方は、会社のプラスにはなりませんので、お引き取り願うことがお互い良いと思われます。 

 が、しかし往々にしてその原因を作っているのは社長の言動であることがあります。 

 これは、私がいつも言っている互いに「感謝」が足らないのだと考えます。 

 なので、先ずは社長の経営姿勢や従業員に対する思いを改めていくことで、従業員との信頼関係を築かなければ何も上手く行かないでしょう。 

経営者は孤独とよく言われます。 

 確かに会社で起こる問題を判断・解決していかなければならない責任があり、時として心折れそうなこともあるでしょう。 

 人は感情の動物なので、当然気持ちの浮き沈みもあります。 

 そうすると、良くない感情のときには知らず知らずのうちに周りを傷つけたり、横柄な言動をとってしまうこともあります。 

 それも、致し方ないのですが平常心を保つ方法もあります。 

 いつも心の状態をチェックすることも必要だと思います。

 業績悪化の原因は様々ですが、経営者の見栄で過剰設備投資をして、しかも銀行借り入れで行い返済が苦しいことや、経営者が私的に資金を流用するのは従業員に責任はありませんが、そうでなく堅実にやっている場合の業績悪化は、一番は経営者の責任ではありますが、それを支える従業員にも責任はあると思います。 

 企業は、役員従業員の総力戦で戦わないと本領発揮できないと考えます。 

 業績が悪ければ、従業員も色々な改善提案をすべきだし、経営者もそれを受け入れるべきです。 

 ことわざに『三人寄れば文殊の知恵』があります。 

 意味は「凡人であっても三人集まって考えれば、すばらしい知恵が出るものだ」。 

 だから、皆で、智恵を出すことで改善はできるはずです。 

 やっぱり昔の人は、すごいと思いませんか? 

 要所要所で色々な諺があるのです。 

 今までの経験から生まれてきた諺だけに嘘はないと考えます。 

 取り扱い商品・提供するサービス・販売方法等も大切なことですが、それ以前に会社を動かす役員従業員の信頼関係が成り立っていなければ何をやろうとも一時的には業績アップしていくかもしれませんが、長くは続かないでしょう。 

 会社の業績は、社長をはじめ社員一同が将来ビジョンへ向けての目標を一緒に目指すことで、良い業績が勝ち取れるのだと思います。 

宣伝になりますが、当社の「経営コンサルティング契約」では各企業樣の問題に対する改善提案に加え、独自考案しました「幸せプログラム『はた楽』」で7つの課題を経営者に実践して習慣化させて頂くことで様々なことが改善して「理想の会社」にしていけるものと信じております。 

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 本日はここまでに致します。 

 今日もみなさんに沢山の幸せがやってきますように! 

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 最後まで読んで頂き有難うございました。 

 本日の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。 

 本日は、これで失礼致します。 

 ありがとうございました。