先祖供養のすすめ⑤
昨日「亡くなった人が、成仏できなければ子孫に成仏させてくれと訴えてくる」と書かせて頂きましたが、これに関しては賛否あるかもしれません。
中には「私は、死んでも成仏できないからと言って子孫に迷惑をかけることは絶対しない」と言われる方もあります。
こればかりは、亡くなってみなければ分からないことですが、私が知るところでは、もしも成仏出来なければ子孫に頼る以外に方法はなく、災難等を起し子孫に気付いてもらい供養してもらうほかないようです。
それには、子供が先祖供養をするように育ってきていれば何も問題はないと思います。
自分が生前親として、子供に仏壇参り・お墓参り等の先祖供養をやらせてきたか、又はやるところを見せてきたか、そうでないかで違ってきます。
また、12/16の「先祖供養のすすめ②」にも書かせて頂きましたが、「子供たちに迷惑にならないように」と自分でお墓を建てたり墓じまいをしたりすることがあります。
なぜ「子供たちに迷惑になる」と思うのでしょうか?
これは、親が心配することではないと思います。
子が親を弔うのは当たり前のことです。
その当たり前のことをやるかやらないかを親が勝手な解釈をして先回りして子供の仕事をとってはいけません。
そんなことをしてしまうと、今後の人生で大切な場面で何もやり遂げられない人間になってしまいます。
そもそも自分の子供たちを見ていて「私の子供たちは、そんなこと(先祖供養)をやらないだろう」と思えるように育てたのですか? 教えて来なかったのですか? やることを見せて来なかったのですか?
両親も先祖供養をする環境に育っていなかったら、恐らく子供たちもそんな意識はないかもしれません。
これは、何度も書かせて頂いているように戦後GHQの政策に原因がありますが、それを責めたとこで何もなりません。
今からでも、ご先祖樣には成仏してほしいと願う行動をすべきではないでしょうか?
ご先祖あっての今の自分です。
また、誰しも幸せになりたいと願うものです。
ご先祖樣と子孫は一心同体とも言われており、あの世でご先祖樣が幸せであれば子孫もこちらで幸せでいられ、ご先祖樣が不幸な状態であれば、子孫も何事も思い通りにならなかったり不幸が続くものです。
私は霊感があるわけでもなく教わってきて体験してきて感じてきたことで、信じていることです。
是非とも子供たち孫たちにも伝わるように先祖供養を実施して欲しいと願う次第です。
本日はここまでに致します。
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