先祖供養のすすめ②
先祖供養と聞いて何を連想されますか?
日々の仏壇参りやお墓参り・法事でしょうか?
どれも大切なことだと思いますし、どなたも大切だと思っているでしょう。
しかし、そのお墓参りも最近は地方から都会へ就職されたことなどから、なかなかお墓参りが難しい環境にあることから『お墓参り代行』や『お墓掃除代行』といったサービスがあるように聞き及んでいます。
やらないよりはいいのかもしれませんが、如何なものだろうと個人的には思います。
また、最近は両親が亡くなられたらすぐに永代供養をお寺にお願いして、仏壇もお墓も持たない方が増えていると聞きます。
これは、どこからどんな風に情報が流れて、そんな家庭が増えているのか分かりませんが、私の勝手な解釈ですが『永代供養』というのが間違って解釈されてしまった結果ではないだろうか?
通常、永代供養をする場合は、子供も跡取りもいない場合にお寺に自分も含めたご先祖の供養をお願いするというものです。
しかし、子供や跡取りがいるにも関わらず「子供たちに迷惑がかからないように」という思いで、墓じまい仏壇じまい永代供養をお願いするのは如何なものだろうか?
先祖供養をすることが何故子供に迷惑になると思うのかです。
これらの話は昔からの考え方からするとあり得ないことです。
どこからこうなったのか?
これは、何度も書かせて頂いているように戦後GHQの政策から思いやる民族から他人のことは我関せず的な民族に年月をかけて変えさせられたのだと思います。
GHQが撤退した後も、政策を元に戻すなどはされず流されるままに来たことも要因なのでしょう。
とは言え、世界的にはそれでも日本人をたたえる海外の人々は多いです。
昔ながらの日本のレベルからすれば落ちるところまで落ちたとよく表現されますが、世界レベルでは、まだまだ最高レベルなのでしょうか?
ならば、まだまだ意識回復は望めるのではないだろうか?
まだ家が絶えたわけではないにの永代供養・墓じまい等は、ご先祖樣に対する思いやりが欠けているのではないだろうか?
昨日書かせて頂いたように「先祖を敬う気持ちを持っているか」の質問に94%の人が「持っている」と答えても、思うだけで実行が伴っていないのだと思います。
これは、手を合わせる神棚や仏壇がある家庭が減ってきたことが生んだ現象だと思います。
ご先祖を大切に思うだけでなく、供養もちゃんと日々することでご先祖だけでなく誰に対しても「敬う」という気持ちも芽生えるのだと思います。
先祖供養はご先祖を大切にすることだけでなく、心も成長させてくれるものだと私は考えます。
本日はここまでに致します。
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