神棚・神社の間違った認識を改めよう
神道のことは何度も書かせて頂いていますが、古い記事を中々読んで頂けないようなので、改めて基礎的なことを書かせて頂きます。
昨今は『宗教』と聞くとあまり良いイメージに受け取られないように思います。
それもそのはず、宗教団体の問題が報道されることからそうなのだと思います。
また、こんな話もあります。
就職活動である企業の面接へ行った帰りの学生の会話です。
A君「あの会社やべぇ〜よ」
B君「なんでだよ」
A君「面接があった部屋に神棚があっただろ」
B君「おーあったあった」
A君「やべぇ〜宗教入ってんじゃねー」
B君「入社したら入信させられるかな?」
A君「ちがいない。あの会社は辞退するよ」
B君「俺もそうしよう」
神棚がない家庭が戦後年々増えてきたことと、宗教団体の問題報道から良くないイメージだけがついてしまっているのでしょう。
そのあたりも含めて「神道」の基礎的なことを書かせて頂きます。
神道と言えば「神社」ですが、神社へお参りをしていますか?
神道は今でこそ「宗教法人」というくくりに入っています。
通常、宗教といえば、開祖がいて経典があります。
しかし、神道に開祖も経典もありません。
縄文時代に自然発生した自然信仰と言われています。
日本民族は太古の時代から稲作を中心にした生活をしており、台風や大雨等の天災で稲が育たなかったり収穫が出来ないこともありました。
収穫が出来なければ食料の備蓄もできず死活問題だったのです。
そんなことを、何度も経験してきて「大自然のあらゆるものに神樣が宿っている」という考えが生まれてくるのです。
その考えから、神樣と天地自然の恵みで生かされていることに気付き「感謝」するようになります。
人の心が荒廃して感謝を忘れると天災が起きると気付いたのです。
そうして、生きていくための知恵で神樣に感謝する「神道」が自然発生したのです。
生きて行くために編み出された風習・習慣的なものなので「宗教」というイメージを払拭してもらいたいと願います。
人の心が荒廃して感謝を忘れると天災等が起こると書きましたが、これは神樣の霊魂に二面性があるからなのです。
神樣の魂には大きく分けて「和魂(にぎみたま)」と「荒魂(あらみたま)」の二つがあります。
「荒魂」・・・荒ぶる魂。天変地異を起し伝染病を流行らせ、人の心も荒廃させ戦いをかりたてる。
「和魂」・・・穏やかな魂。自然の恵みを与え、平和に導く。
「和魂」は更に「幸魂(さきみたま)」と「奇魂(くしみたま)」に分かれます。
「幸魂」・・・狩りや漁の収穫をもたらす。
「奇魂」・・・奇跡をもたらす。
以上のように「荒魂」は恐ろしく、神樣の荒ぶる魂を鎮めるために神事が行われるようになったのです。
そのために、各地でお社を建て神樣をお祀りしたのです。
神社では現在も一年にいくつものお祭りが執り行われています。
これは、神樣の荒魂を鎮めるため、また和魂の機嫌をそこねないように祭祀で喜んで頂くためのものなのです。
これも何度も書かせて頂いていることですが、鎌倉時代に武家のために制定された法律で「御成敗式目(ごせいばいしきもく)」の第一条に「神は人の敬により威を増し、人は神の徳により運を添う」とあります。
つまり、神樣を敬う・尊敬・感謝することで、神樣の御神威が増すというのです。
戦後GHQの政策で「神道指令」で公共施設から神棚が撤去され神事と国を分離されたことで、徐々に神棚を祀らない家庭が増えてきました。
神社参拝者も神棚でのお参りも昔に比べて激減してきていると思います。
上記、御成敗式目第一条のように、戦後神樣に手を合わせ祈る人々が少なくなり、御神威が激減してきているのだと思っています。
神樣の神威が弱くなっていることで様々な禍が起こるようになったという見解もあるぐらいです。
昨今は親が子を子が親を等昔からすると考えられない事件や企業や政治家などの私利私欲から生まれる事件・事故が多発しています。
これらも神威が弱くなったことで食い止められなかったり、神樣に手を合わせることが減ったことで純粋無垢な心が邪悪な思い等で荒廃してしまった結果ではないでしょうか?
戦後GHQの「神道指令」がでるまでは、家庭の神棚の普及率は九割あったと聞き及んでいます。
なので、全国の大半の方々が神樣に手を合わせていたことで、神威も大きく日本全国が守られていたのではないだろうか?
しかし、現在の家庭の神棚普及率は三割程度と聞き及んでいます。
神棚設置をして又は神社参拝機会を増やすことで、神威が増し日本が益々平和で幸せな国になっていくのではないだろうか?
そうすると、コロナも新種の病も消滅できるのではないだろうか?
神樣に感謝すればする程、神威が増し平和で幸せな世の中になるというのが神道の教えです。
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