あなたは、この逸話をどう感じますか?
本日は、臨済宗の開祖 栄西禅師の逸話をご紹介致しましょう。
栄西禅師のお寺に貧しい男性がやって来ました。
その男性は家族3人、食べるものもなく困っていることを栄西禅師に訴え、なんとか助けてくれと懇願したといいます。
しかし、当時お寺も貧しく渡せるものが何もなかったそうです。
そこで栄西禅師は思案し薬師如来像の光背を作るためにとっておいた銅の延べ棒をその男性に渡し「これを食べ物に変えなさい」と言いました。
栄西禅師の弟子たちはそれを聞いて「仏さまの物を着服して自分のものにした(仏物己用の罪)」と栄西禅師に迫りましたが、栄西禅師は次のように語ったといいます。
『たとえ私のこの行為が間違っていて地獄に堕ちるとしても、飢えている者は救わなければならない』
それを聞いた曹洞宗開祖の道元禅師は衝撃を受けたといいます。
なぜならそれまでは僧侶はお寺のために宗派のためにという意識で尽くしていたからです。
しかし道元禅師はその行為に栄西禅師の純粋なものを感じ『どうやら、これが本当の仏教だ』と思ったそうです。
中々難しい選択だったでしょう。
しかし、人の命に係わることだけに当時の仏教の掟を破っても貫いた心は凄いですね。
現代に置き換えて考えてみて、以上のような究極の選択を迫られる場面は中々ないかもしれませんが、世間や社会のために何かをするよりは、先ずは自分のためということが悪いわけではありませんが、ちょっと考えさせられる逸話ですね。
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