平和で幸せな世の中にするには⑦


またまた続きです。 


 今日は6つ目の「日本の古き良き心を目覚めさせる」方法です。 


 これも昨日の『争い・悪口・愚痴・文句』同様よく耳にされることかも知れません。 


 その方法とは『他人への施しに対する見返りを一切求めてはならない』です。 


 人を助けたり手伝ったりして様々な施しをすることで人に喜ばれ『善行』にもなり良いのですが、昨今は施された側の人が「お礼」も言われないことが増えてきているように感じます。 


 そこで、施した側の人が「礼ぐらい言え!」と文句を言ったり、お礼の金品等を強要する人がゼロではないでしょう。 


 これは、昨日の「文句」にあたり折角の『善行』で徳を積んでいても一瞬に徳が崩れ去ってしまうのです。 


 何かしてあげて「ありがとう」の言葉だけでも言ってもらえればという気持ちも分からなくもありません。 


 しかし、何のために施しをしてあげたのでしょうか? 


 「お礼」を言ってもらいたくて人助け・お手伝いをしたのでしょうか? 


 恐らくそんな人はいないでしょう。 


 ただただ、困っている人を放っておけず、気付けば施していたのではないだろうか? 


 これは「徳積み」になりますが、徳には「陽徳」「陰徳」の二つがあります。 


 「陽徳」は名を明らかにして善行をすること。 


 「陰徳」は名を語らず人知れず善行をすること。 


 「陰徳」は「陽徳」の30〜50倍ほどの功徳があるとも言われており、「陽徳」は自分に功徳が及ぶと言われ、「陰徳」は三代先孫の代まで及ぶと言われています。 


 また『托鉢(たくはつ)』をご存じでしょうか? 


 僧侶が茶碗のような器を持って立っていたり、一軒ずつ家を回ったりして食物や金銭を貰い受ける修行です。 


 僧侶も器にお金を入れてあげてもお礼は言われないはずです。 


 何故なら、傍からは僧侶が恵んでもらうように見えますが、これは一般の人に徳を積ませるためのものなのです。 


 つまり、僧侶がお礼をいうのではなく、僧侶にお金をあげた人が「徳を積ませてもらった」ということなので、お金を入れた人が「徳を積ませて頂きありがとうございました」と言うべきなのです。 


 決して「恵んでやった」とか「礼ぐらい言えや!」と怒ってはいけないのです。 


 それと同様に、誰かを助けてあげたり手伝ってあげた時、お礼を望むのではなく「施させてもらってありがとう」という余裕がほしいですね。 


 この場合、施された側の人も「徳積み」になるのです。 


 何故ならこの人が困っていなかったら施す人は必要ないのです。 


 困っていたから、施してくれた人に『施しをさせてあげた人』になり徳積みになると言われています。 


『懸情流水 受恩刻石』(けんじょうりゅうすい じゅおんこくせき)という釈迦の言葉があります。 


 これは「かけた情けは水に流せ 受けた恩は石に刻め」という意味です。 


 「やってあげたことはネチネチいつまでも言わない、でもやってもらったことは石に刻むように覚えておこう」 


 良い事をすると褒めてもらいたいという欲求が人にはあるのだと思いますが、良い事は隠れてするもので、自慢するものではありません。 


 良い事をして見てくれている人は見てくれています。 


 自分の関係する神仏ご先祖樣や守護神樣達がちゃんと見てくれていますし、施してあげた側の関係する神仏ご先祖守護神樣達も見てくれて感謝してくださっています。 


 施された当の本人は感謝の気持ちを表さなかった場合、関係するその人の神仏ご先祖守護神樣達の教育的指導(つまりバチ)がいづれ本人に施され気付かせるでしょう。 


 なので、気持ちよく「施させて頂き有難うございます」と言って立ち去りましょう。 


 というところで本日はここまでに致します。 


 続きはたま明日に致しましょう。 



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 最後まで読んで頂き有難うございました。 

 本日の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。 

 本日は、これで失礼致します。 

 ありがとうございました。     

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昭和54年創業 / 経営相談・経営改善・経営者研修・社員研修

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