知らず知らずのうちに相手を傷つけてしまっていることがあります
私は神道を学ぶ中で「働く」とは「傍を楽にする」ことだと知った時、この考え方で働けば仕事も楽しくもあり遣り甲斐にもつながると思いました。
相手を楽にする、楽しくする、嬉しくさせるという相手に喜んで頂けることを念頭に仕事に取り組むようになり、喜んで頂けることに有難くも感じています。
しかし、喜んで頂けるように心がけてはいますが、言葉や仕草などで知らず知らずのうちに相手を傷つけてしまっていることがあります。
人それぞれ感じ方は当然違うので、何でもないと思っていることが相手には傷つく言葉であったり仕草であったりすることもあるのです。
私は11年前に心臓の手術をするまでは「毒舌」だとよく言われておりました。
ちょっと調子に乗っていた時期でもありました。
私どもの簿記教室で、ある日を境に来られなくなった受講生の方が過去に何人かいらっしゃいました。
音信不通で理由は分かりませんが、ある時期に続けてそんなことがあったので、自分の今までのその方との話の中の発言を思い出すと「これかな?」と思える発言に気付いたこともありました。
それ以降気を付けてきて、更に「はたらく」を知って「毒舌」は完全に改めました。
それでも、相手に不快な思いをさせる発言をしてしまうこともあります。
話をしている時に、顔に不快さが出る方もあるので「あっ今のまずかったのか?」とそれとなく修正することもあります。
本日お伝えしたいことは、いくら言動を気を付けていても傷つく人もいるということをご理解しておいて頂きたいということです。
人は、今までの悲しい・苦しい等の負の感情をもたらす体験により感じ方は当然様々ですが、一般的に傷つくであろうことは気を付けた言動をしなければなりません。
それでも傷ついたと知った時は謝罪しかありませんし、気を付けるリストに加えて行かなければなりません。
政治家がよく失言をして職を失うことがあるように、好調なとき程、言葉や仕草には気を付けたいものです。
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