察する力で、人間関係を良好に
※察する力
本日は「察する力で、人間関係を良好に」と題して書かせて頂きます。
日本民族は昔から全てを言葉で伝えなくても『察する』能力に長けていると言われています。
なので、一から十まで言わなくても、一を聞いて察することができるのです。
言葉にせずとも、瞬時に場の雰囲気を読んだり、相手の心情を読んだり出来る民族なのです。
こんな話をよく聞きませんか?
ご主人が「たばこ」というと奥樣がたばこだけでなくライターかマッチ、それと灰皿も用意するのです。
これも「察する」能力でしょう。
「阿吽の呼吸」とか「以心伝心」等の言葉があるように、相手の言葉通りに応じるだけでなく、その次を連想して対応するのです。
これは、おもてなしの心にも通じるものでしょう。
接客などでは特に「目配り」「気配り」「心配り」が出来るか出来ないかでお客樣の満足度も違ってくるのではないだろうか?
ただ、昨今はこの「察する」ことが出来なかったり、上手く噛み合わないことが多くなっていると個人的には感じております。
この「察する」能力は、テレパシーに似たものだと思います。
テレパシーと言えば、オーストラリア大陸の先住民アボリジニが思い浮かびます。
ある学者がアボリジニに何故テレパシーが使えるのか?と尋ねると「簡単なことさ。欲を持たないことと嘘をつかないことさ」と答えたと言います。
太古の日本民族はアボリジニと同様にテレパシーが使えていたのかもしれません。
それが現代になり、特に戦後アメリカに追いつけ追い越せで企業がもっと豊かに便利にと様々なものが開発されました。
物やサービスが溢れてくると、世のため人のためでなく企業のため自分のために利益を追求する傾向が強くなり、「欲」が強まり「嘘」が多くなって企業の不祥事や事件事故が増えて来たのではないだろうか?
そうすると、アボリジニの言う「欲をもたない」「嘘をつかない」という逆をしてきたことで、テレパシーの能力つまり「察する」能力が激減してきたのではないかと推測してしまう。
政治の世界で一時期「忖度」という言葉が流行ったことがありましたが、これは悪いイメージしかないと思います。
しかし、本来の忖度の意味は「相手の気持ちを考慮する」なので「察する」ということです。
これは、先ほど述べたようにテレパシー能力が低下してしまい、真の読みが出来ずやってもらう方とやる方が上手く噛み合わなくなっているのだと思います。
なので、昨今は一から十まで言わなければ伝わらないと思って家庭でも職場でも指示しなければならないと心得ておいた方がよいでしょう。
「風が吹けば桶屋が儲かる」的な連想の訓練が必要になるかもしれません。
風が吹けば桶屋が儲かるとは・・・
『大風が吹けば砂埃で目を病む人が多くなり、目を病んで失明すれば三味線で生計を立てようとする人が増える。三味線の胴に張る猫の皮の需要が増えれば、猫の数が減り、ねずみの数が増える。ねずみが増えると桶をかじるから桶がよく売れ、桶屋が儲かるというもの』
一から十まで言うことも必要かもしれませんが、ある程度の事は察することも必要ではないだろうか?
「察する」能力を磨き仕事や人間関係に活かしましょう。
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