先祖供養は思いを馳せるだけでは･･･
本日は「先祖供養は思いを馳せるだけでは･･･」と題して書かせて頂きます。
恐らく私のこの記事を読んでいる方々は、先祖供養が大切だと思っている方もしくは先祖供養が気になっている方だと思います。
成功者のお話しにも決まって「先祖供養」という言葉が出てくるほど、するかしないかで運気が違っているように思います。
運気を良くしたいから「先祖供養」をするというのはちょっと違いますが・・・。
この先祖供養といってもどんな方法をするのかは人それぞれ違うかもしれません。
一般的には、お墓参りだったり、仏壇があれば仏壇でご先祖に手を合わす、後は〇回忌法要を執り行うでしょう。
私が今まで学んで来て実践してきて思うのは、毎日仏壇でご先祖樣に手を合わせること、季節のお墓参り・〇回忌法要は必須です。
後は月一お墓参りを実施しています。
毎日仏壇参りをする際、お供えをしなければ意味がないと思っています。
仏壇がない人は、ただ手を合わせてご先祖樣に思いを馳せるだけでも良いともお聞きします。
ですが、やはりせっかくなら仏壇は無くても任意の場所を決めそこでお供えをして手を合わせることが良いと、ある宮司より学びました。
「供養」とは「供え養う」と書くように、ご先祖樣にお供え物を通して真心を送って喜んでもらうことが成仏や霊魂の向上にとって大事なことのようです。
仏壇は本家又は跡取りとなる家庭にあるものというのが一般的な考えですが、私が調べたところによりますと、いつの時代かは分かりませんでしたが、男子が結婚して家を出る際にに仏壇を設置し「〇〇家先祖各霊位」という位牌を安置して日々ご先祖樣に感謝をするのが本来の姿だと。
跡取りの方だけが先祖供養をすればいいのではなく、長男であろうが次男であろうが三男であろうが・・・・先祖は先祖です。
仏教に『七分獲一』という言葉があります。
供養することで、７つの功徳発生すると言われ、その功徳はご先祖へ及ぶけれども、七分の一だけご先祖樣が受け取り、後の七分の六は、供養した人に及ぶといいます。
分かりやすく表現すると、
おじいちゃん・おばあちゃん達ご先祖樣が 『供養してくれて有難う、ワシらは、こんなにも功徳は要らんよ。ひとつでええよ。あとは、お前達がもらっときなさい。』 というものです。
何かもらえるからという考えでは不謹慎ですが、先祖供養はした人に功徳が及ぶというものです。
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