昔のことを学び、今に活かす

※稽古照今



本日は「昔のことを学び、今に活かす」と題して書かせて頂きます。 


 古事記の序文に『稽古照今(けいこしょうこん)』とあります。 


 この漢文を文章に読むと『いにしえを稽(かんが)えて以(もっ)て風猷(ふうゆう)をすでに廃れるに縄(ただ)し、今を照らして以て典教を絶えんと浴するに補わずということなし』だそうですが、分かり易くすると『昔のことを学び、廃れてしまった道徳を見直し、今の基準とすべく失われかかっている尊い文献を補うために、この古事記を書き残しておく。』と書かれてあるようです。 


 これからすると、信じがたい事ですが古事記が書かれた712年でも現代と同じく道徳が乱れていたようです。 


 でも、乱れていたと言っても現代のレベルではない乱れでしょう。 


 現代もそうですが、海外から色々な文化が入ってくると日本の文化風習が劣っていると思うのか目新しいものに飛びついてしまう傾向にあるのかもしれません。 


 『稽古照今』の「稽古」とはお稽古事の稽古ですが、語源は「考える」を意味する「稽」と「古い過去を調べて、今は何をすべきかを知る」と意味する「古」から派生したものです。 


 日本には色々な『~道』が付くお稽古事があります。 


 これらは、技を極めるだけでなく、道という修行です。 


 茶人の千利休の利休百首の中に『稽古とは、一より習ひ十を知り十よりかへるもとのその一』とあります。 


 これは、いつになろうとも「基本」と「継続」が大切だと説かれています。 


 『稽古照今』をもっと分かり易く訳すと『過去の出来事や先人の教えから学び、現在の事象と照らし合わせて教訓を活かす』ということです。 


 何事も迷ったりつまずいた時は、先人や親の教え、自分の過去の体験等を振り返り、原点や基本に立ち返り、それらを今に活かして乗り越えて生きて行きなさいと先人達が残してくれた教えでしょう。 



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