原点にかえる②心が伝わらない

※心伝えて


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いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。 


 本日は「原点にかえる②心が伝わらない」と題して書かせて頂きます。 


 通信機器の発達により、人と人とが面と向かって話をすることが昔に比べて激減しているのではないだろうか? 


 よく思うのは、昨今は何もしゃべらなくても買い物ができる時代になったなと思う。 


 会話が減ったことによって、相手に意志を通じさせる力がなくなっているようだ。 


 会話はしているけれども、情報を伝えることがメインで心が伝わらなくなっていると言われています。 


 今は、パソコン・タブレット・スマホと便利なツールが増え、通信手段も様々です。

メールやLINE等で文字で相手に伝えることが増えていますが、手紙を書いていた時代からすれば瞬時に伝わる通信手段ですごく便利であるが、それをさらに略語や造語で文字数をすくなく伝えようとしたりしています。 


 これは言葉の乱れの始まりでしょう。


「言葉の乱れは生活の乱れ」と昔から言われるように、生活態度まで乱れてきます。 


 世の中のトラブル・事件なども少なからずここから影響があるのではないだろうか? 


 メール等の文字で伝えることの難しさ、特に言葉のニュアンスが伝わりにくいと感じたことはありませんか?

絵文字等で感情を表そうとしていても、相手の取り方次第でトラブルもあります。 


 日本語は、漢字にしても読み方はひとつではないし、敬語・謙譲語・丁寧語・方言などの表現方法が様々で心を伝えるためのものだと言われています。 


 「古池や蛙(かわず)飛びこむ水の音」 


 これは、松尾芭蕉の有名な句です。 


 これを読んでどんな光景が浮かびますか? 


 古い池に一匹のカエルが、飛びこんだらポチャンと音がして水面に水の輪が広がっている状況に、森の静けさがうかがえます。 


 このように、日本人は自然観を感じられる民族で、こうした感覚が言葉の表現からも養われるのです。 


 日本は太古の時代から句や歌を読んできました。 


 短い分の中で感情や情景を表してきました。 


 聞き手は、それを読んでどんな背景でどんな感情なのかを読み解くのです。 


 言葉が乱れていては、心が伝わりませんから、読み手と聞き手に解釈の違いで行き違いが多くなりトラブルになっても仕方ないように思います。 


 パソコンが普及し始めてからは、スピードの時代になってきましたが、早くするために色々なものを簡略したり省略したりしてきましたが、言葉・文章まで簡略省略してもよいだろうか? 


 歴史的に見てみても、奈良時代に「古事記」が書かれたのは、中国や朝鮮などから新しい文明が入ってきて上手に取り入れましたが、外国の文明に人々が偏り過ぎたことから、原点に戻らせるためだったようです。

その後も江戸時代には、武士が中国の儒教にあまりにも偏り過ぎたため、原点に戻らせるために本居宣長が「古事記伝」を書いたそうです。 


 このように、新しいものを上手に取り入れてきたが、のめり込み過ぎそうになれば、日本の心を忘れない様に原点に戻らせる対策を取って来たようです。 


 グローバル社会になってきたこともあり、ちょっと遅いですが、ここいらで原点に戻ることをしなければならないのでは・・・。 


 正しい日本語を使い、また古き良き心を目覚めさせて、いのち(生きるための智恵)をを後世に伝えていきましょう。


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最後まで読んで頂き有難うございました。 

本日は、これで失礼致します。 

ありがとうございました。

合同会社 宇部経営コンサルタント事務所

昭和54年創業 / 経営相談・経営改善・経営者研修・社員研修

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