生き方の原点②『感謝』




いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。 


 本日は「生き方の原点②『感謝』」と題して書かせて頂きます。 


 昨日に引き続き、神道の勉強をする中で学んだ日本民族の生き方の原点について書かせて頂きます。


 本日は「感謝」についてお話ししましょう。 


 太古の時代から米を主食にしてきました。 


 大雨・台風・洪水などの天災で思うように収穫が出来ないことがあります。 


 米が収穫できなければ、飢えで死んでしまいます。 


 太古の人々は「これは神の祟りだ」と考えたのです。 


 人の心が荒廃すると天災が起こると気付いたのです。 


 人がなくなると神になるとも考え祖先崇拝という信仰も始まる時代です。 


 なので、神の恵み・祖先両親の恩・天地自然の恵みで生かされているということにも気付くのです。


 生きるために、自然の神々を怒らせてはならないと、神樣に祈ることを始めます。 


 そして、神樣・ご先祖樣・天地自然に感謝するようになったのです。 


 感謝を忘れると何か災難が起こっていたのでしょう。 


 しばらくするとお社をつくり神を祀り、お供えをして日々祈ったのが神社の始まり。

神樣の御霊には、「荒魂(あらみたま)」と「和魂(にぎみたま)」があります。 


 「荒魂」・・・荒ぶる魂。天変地異を起し伝染病を流行らせ、人の心も荒廃させ戦いをかりたてる。


 「和魂」・・・穏やかな魂。自然の恵みを与え、平和に導く。 


 「和魂」は更に「幸魂(さきみたま)」と「奇魂(くしみたま)」に分かれます。 


 「幸魂」・・・狩りや漁の収穫をもたらす。 


 「奇魂」・・・奇跡をもたらす。 


 以上のように「荒魂」が恐ろしく、荒ぶる魂を鎮めるために神事が行われるようになった様です。 


 神樣に喜んで頂くことをして、荒魂を鎮め、和魂も機嫌をそこねないように、祭祀で感謝をしてきたのです。 


 「感謝」には、何かしてもらって「ありがとう」と感謝する一般的な感謝がありますが、神道においては、理屈抜きに先ず「神樣に感謝」をする感謝があります。 


 日々生かされていることに、感謝ということです。 


 お願いを叶えて頂いたから感謝ではなく、感謝することでご利益が頂けるということなのです。 


 だから、賽銭はお願いごとに対するものではなく、お参りに行ったときのその日まで生かして頂いていることに対する感謝のお供えなのです。 


 神樣は、毎日を感謝して喜んで生きている人を好まれると言われています。 


 そんな人に幸せを導いてくれるとも聞きます。 


 諺に「喜べば喜び事が喜んで、喜びを集めて喜びに来る」とあるように、日々喜びながら生きていけることが幸せを導くのです。 


 こうした諺があるということも、昔の人は感謝し喜ぶこでさらに喜びが増し幸せになれるということを諺にして残してくれているのです。 


 当然「感謝」は、神樣だけにするものではありません。 


 誰に対しても「感謝」の心を持ち、また物にも自然にも全てに「感謝」の気持ちを持ちましょう。 


 感謝する心も昨日の「共生」と同じように遺伝子に眠っています。 


 手を合わせることから始めて、目覚めさせましょう。


☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆彡 

 会社経営で何かに悩んでおられる経営者の方へ 

 企業も家庭も様々な問題を抱えていることがあります。 

 それは些細なものから重大なものまで様々でしょう。 

 私ども宇部経営コンサルタント事務所では、 企業の様々な問題を可能な限り対処させて頂きます。 問題となるメインは、数字に関するものがあげられます。 

 しかし、数字の問題も元をたどってみると心の問題に行きつくことが多いのです。 

 心の問題とは、人間関係・コミュニケーションの問題という意味です。 

 昨今はこの心の問題が企業内にも沢山存在しています。 

 数字の改善にも努めますが、心の問題に力を入れたご指導をさせて頂きます。 

 何をするにも「心」が軸になります。 

 この軸である「心」がしっかりしていなければ問題も解決しません。 

 当事務所では、 「会計力」と「人間力」の2つをしっかり育てるお手伝いをさせて頂きます。 

 「人間力」アップは、独自考案の「幸せプログラム『はた楽』」で習慣化します。 

 詳細はホームページをご覧くださいませ。 

 いつまでも悩んでいると、状態が悪化していきます。 

 新たな一歩を踏み出しましょう。 

 迅速な対処で悪化を食い止め改善していきましょう。 

 そして皆が楽しくワクワクできる会社に変えていきましょう。 

 社内研修・セミナー・講演も承ります。 

 まずは、下記より↓ホームページをご覧ください。  

最後まで読んで頂き有難うございました。 

 本日は、これで失礼致します。 ありがとうございました。 

 

  


合同会社 宇部経営コンサルタント事務所

昭和54年創業 / 経営相談・経営改善・経営者研修・社員研修

0コメント

  • 1000 / 1000