子供から大人になるまでに価値観の違いはどこで生まれる?
※価値観
幸せ導く『はた楽』経営コンサルタントで幸せ研究家の藤井孝幸です。
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。
本日は「子供から大人になるまでに価値観の違いはどこで生まれる?」と題して書かせて頂きます。
人それぞれ価値観が違うのは当然で、それまでの生活環境、教育、宗教などにより小さいころから積み上げられてきて大人の自分が形成されてきているのだと思います。
昔からのことわざに「三つ子の魂百まで」といいます。
「幼いころの性格・気質は大人になっても変わらず続く」という意味です。
だから、「しつけをしっかりしなさい」とも「ずーっと続くから間違った方向にいかないよう教育しなさい」ともとれるようです。
実際のところ私は専門家ではないので分かりませんが、人の性格や気質は、持って生まれたものと、育つ過程において作られる部分もあるのではないかと思っています。
昨日の記事に書かせて頂きました、ノートルダム清心学園元理事長の故渡辺和子さんも「置かれた場所で咲きなさい」という書籍にも少し似たお話しがありました。
引用させて頂きますと、
『三歳ぐらいの子どもを連れた母親が、水道工事をしている人のそばを通りながら語って聞かせています。「おじさんたちが、こうして働いていてくださるおかげで、坊やはおいしいお水が飲めるのよ。ありがとうといって通りましょうね」同じところを、これまた幼い子を連れた別の母親が通りかかります。子どもに向かっていいました。「坊やも勉強しないと、こういうお仕事をしないといけなくなるのよ」価値観はこのようにして、親から子どもに伝えられることがあるのです。最初の母親は、人間はお互い同士、支え合って生きていること、労働への感謝の念を子どもの心に植えつけたのに対し、二番目の母親は、職業に対する偏見と、人間を学歴などで差別する価値観を植えつけたのではなでしょうか。』
これを読んだとき、少々「はっ!」とさせられました。
実際子供にこんなことを言ったことはないのですが、でも偏見という色眼鏡で外見だけで人を判断したりすることに、ドキッとし、反省しました。
子どもの頃は、当然何も分からないので、一番身近な大人というと両親であり、その両親の言動や考え方・価値観を日々見たり聞いたりして育つわけで、自然にそれが当たり前だという認識になって行くのでしょう。
そして、両親以外と触れ合うようになって、様々なことを知っていき、自分の認識と違うことも感じながら、後は性格的なものから、そのまま育つ場合や、自分の中で「これは違う」と認識を変えながら育つ場合もあるのではないだろうか?
特に、社会に出てから何かの出来事で自分の認識に間違いがあると思えば、改めて変わっていくのでしょう。
会社でも人数が多くなれば、十人十色で様々な性格・価値観を持った人がいると思います。
そうすると、考え・価値観が違うもの同士では、やはり少なからず衝突などあるのではないでしょうか?
その辺から、人間関係の問題もうまれてくるでしょう。
職場は、学校ではありませんが、社内の業務が円滑に進むように教育は必要だと考えます。
価値観は変えられませんが、その教育するなかで、互いを認め歩み寄ることや、思いやること等で円滑にいくのだということを教えていく必要があるのではないかと思います。
しかし、一回言ったから良くなるというものではなく、心の研修を続けることで価値観の違いからの問題は完全にとは言いませんが、ある程度は解決できるのではないかと考えています。
そういう社員教育を続けることで、社員の偏見のない子育てへつながり、心ある人間が育ち社会に輩出していける流れに貢献していけるのではないかと思います。
会社での研修は技術研修は当然だと思いますが、心の研修も是非続けて実施して頂きたいと考えます。
本日は、これで失礼致します。
ありがとうございました。
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