起業して失敗した人とは
※知識習得
幸せ導く『はた楽』経営コンサルタントで幸せ研究家の藤井孝幸です。
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。
本日は「企業して失敗した人とは」と題して書かせて頂きます。
起業して失敗した人の原因を探ってみると、
原因は十人十色ではありますが、一番の原因は、金銭的なルーズです。
ルーズなのは、お金に対してではなく、その人の性格なのかもしれません。
起業して当初は、売上が即見込まれないので一生懸命、営業活動をされます。
始めは、人も雇用せず社長ひとりで頑張られることがあります。
そして、1カ月が経ち2カ月が経ち3カ月が経ち、その頃なんとか目標の売上に到達。
売上も増えてくると、当然預金残高も増えて来ます。
起業当初、資本金だけでは設備資金等が足らず、創業支援制度で融資を受けるが、返済据置期間があり返済開始はまだ先延ばし。
こうして一生懸命頑張って目標額に取りあえず達したころ、気が抜ける方があるようです。
そうすると、会社のお金を自分のお金だと勘違いするのか、いわゆる公私混同が始まるのです。
顧客もつき余裕が出ると、人を雇用する必要はないのに、雇用して自分は一切仕事をしなくなる。
社長は何もしないが、従業員の仕事に口出しばかりする。
そして、従業員との信頼関係が壊れ、従業員は仕事に身が入らず、業績は落ちていく。
そのころ、返済据置期間が終わり、返済が開始される。
私的な支払いも会社からしているので、資金繰りが苦しくなり、金融機関に融資をお願いするが金利の高い融資しか受けられない。
しかも、短期の借入なので半年後や1年後の一括返済ものだ。
結局、高い金利の融資でつなぎ、返済が出来ず夜逃げという結末を迎える始末だ。
平成初期ごろ創業ブームというか、沢山の創業セミナーが開催されていて、結果は以上のような方々を見てきました。
何も知識がなく、商売の専門知識だけでは経営はうまくいかないということです。
やはり、起業するまでに経営者としての知識の習得は必須だと考えます。
あせって起業して失敗するより、しっかり知識をつけてから起業してからでも遅くはないのではないだろうか?
昭和の時代などは、起業したら「何とかなるさ」と始められて本当に何とかなっていた時代でした。
しかし、今はそうはいかない経済状況です。
しっかり計画的に進めなければならないと思います。
本日は、これで失礼致します。
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