業績不振に陥りやすい企業⑤「役員の不仲」
※役員不仲
いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。
本日は「業績不振に陥りやすい企業」の第5回目として「役員の不仲」について書かせて頂きます。
役員の不仲は、業績に影響することを理解しましょう。
ドラマなどでもよくありますが、役員が仲が悪いと自然に「社長派」「専務派」などの派閥ができるでしょう。
従業員もどっちについて良いやら困るでしょう。
互いのすること、決めることを阻止しようと、足の引っ張り合いをし従業員をも巻き込む場合があります。
そうなると、会社の業績をよくする目的はなく、自分の面子を守るためだけに智恵と労力を費やし、気付いた時には倒産寸前にまで悪化しているかもしれません。
そんな会社は従業員も、ポツポツと退職していくのではないでしょうか?
役員同士が仲が悪くなるのは、業績不振になり始めると、よくあることです。
責任の押し付け合いから、不仲に発展することが多いのではないでしょうか?
もともと、仲が悪いと業績不振になると、さらに関係が悪化することもあるでしょう。
また、従業員でよく会社に貢献してくれているからと、役員にされる会社があります。
それは、それで本人からすれば、有難いことでやる気もでて良いと思われます。
しかし、その場合、社長他役員が、やるべきことをきっちりやり、従業員からの信頼もある場合だけにして欲しいと私は思います。
なぜなら、従業員から役員になった人が、社長他の役員の言動が会社のためにならなければ、指摘してくると思います。
その指摘に社長を始め他の役員も反省をし正すのであれば問題ありません。
ですが、往々にして下の者から指摘されると、「あいつは横着だ! 役員になって態度が変わった!」などと言うことがあります。
そこから、争いが生まれることになります。
そんな状況だと会社の雰囲気も悪いでしょうし、従業員もそんな中での仕事は、本来の力が発揮できないでしょう。
これは生え抜きの役員に限らず、親族同士の役員の不仲も同様です。
考えられる対策は色々あると思いますが、何が最適化はケースバイケースでしょう。
対処の例をいくつか挙げてみますと、
1.部門別(例えば製造部門とか)の子会社を設立して、社長に就任させる
2.お互いに歩み寄り仲直りする
3.どちらかが退職する
他にもあるかもしれませんが、一般的に思いつくことはこんなことでしょうか?
あとは、私どもが提唱する「人間力アップ」をすることでしょう。
とにかく、会社の為を第一に考えて頂き、最善の対処をしたいものです。
本日は、これで失礼致します。
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