幸せ導く『はた楽』経営コンサルタントで幸せ研究家の藤井孝幸です。

いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。

本日も引き続き『③当たり前のことを当たり前に』と題して

「役割に対する当たり前」を取り上げ書かせて頂きます。

こうやって書いていますと「当たり前とは何だ?」と改めて考えさせられます。

人によって「当たり前」と思う「当たり前」が違うのではないかと思いませんか?

これは、「それ常識よ」と言うのと似ていると思います。

部下が上司に「〇〇は〇〇ですか?」等、お尋ねすると「それ常識よ」と言われることがあります。

その常識を知らなければ、

「それ職場の常識? 業界の常識?　貴方の常識?　世間の常識?」と思いますよね。

こんな上司よくいますね。これは管理者として最低ですね。

役割に対する当たり前を行っていないからです。

尋ねてきた部下が長年勤めている方に対する答えなら良いかもしれません。

新人には、その常識を教えることが当たり前だと考えます。

そして、その常識は、「職場・業界の常識」だということも知らせる必要があるでしょう。

日常生きてきて学んできたことが各々の「当たり前」になっていると思いますが、その当たり前のニュアンスが人それぞれだったりします。

職場においては、その当たり前を統一しておく必要があると思います。　

長く生きていると、説明するのが面倒なのか、説明できないのか、「それ常識よ」の言葉だけで片付ける方が多いように思います。

そんなことを言った後でトラブルが起こったりします。

そんな上司は、その部下に「そのぐらい分かるだろ」「普通こうするだろ」「あり得ないだろ」などと叱ります。

これは、その部下のせいではなく「それ常識よ」と片付けた上司の責任です。

一般常識ならまだしも、職場の常識は教えなくては分かりません。

管理者として部下の管理・指導を怠っていたことによって起こるトラブルです。

管理者としての「当たり前の役割」をちゃんと果たさなかったことで起こってしまうのです。

「そのぐらい分かるだろ」・・・・「そのぐらい」とは人によって違います。

「普通こうするだろ」・・・・・・・・「普通」も人それぞれの普通があります。

「あり得ないだろ」・・・・・・・・・「そのままお言葉をお返しします」貴方の指導があり得ないだろ。

と、いった感じに、自分の尺度で全て物事を考えてしまうことがあります。それが長く生きれば生きるほどです。

企業内での大きな事故・不正から些細なトラブルまで、なぜ起こるのか、それは一般的な当たり前を怠っていたり、企業内での決まり事(会社での当たり前)を怠ったことが起因していることが殆どだと思います。

だから、企業には「業務マニュアル」という形にして「当たり前」を統一しているのです。

でも人間ですから、やはり「面倒くさい」等という怠け心がのぞくと「当たり前」を怠ってしまいます。

それを如何に徹底するかが、企業発展の分かれ道ではないかと思います。

「当たり前」を怠ることで、どんな問題が発生するか、考えられる問題を想定して指導する必要があるでしょう。

管理職の方々は、部下が「当たり前」を徹底しているかのチェックは日々必要だと考えます(管理の当たり前)。

みなさんの会社では「社内の当たり前」が浸透していますか?

本日は、これで失礼致します。

ご意見ご感想頂けると有り難いです。

③【上司編】当たり前のことを当たり前に