『はた楽』経営コンサルタントで幸せ研究家の藤井孝幸です。

いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。

本日は『うんうんと賛同頂くが･･･』と題して書かせて頂きます。

～賛同と実践は別か～

最近はコロナ禍なので、なかなかお話しする機会に恵まれませんが、

ここで、書かせて頂いている「感謝」「はた楽」等のお話しをさせて頂くと、

ほとんどの方が、「うんうん」とうなずいてくださったり、

「お～そうかそうか」と納得してくださるのですが、

その後たまたまお会いした時に、それとなく聞くと、全く実践がない方が実に多い。

これも、私の話し方、お伝えの仕方が悪いのだと反省するようにしています。

人それぞれ考えがありますので、強制することはできません。

～原因のおおもとはどこ?～

私の話を聞いた方が、しばらくして相談に来られ「どうしたらいい?」と言われるが、「前に話したことやってないの?」と思うのですが、すっかり忘れているようで、改めてお話をしても「?」の方もあります。

どういう事かと言いますと、私事ですが

１５年ぐらい前だったと思いますが、私は右肩が痛く外科に行きました。そして「四十肩」と言われ注射を何度か打ちました。

完全には痛みが治まりませんでしたが、我慢できる程度になったので放置していました。

それからどのぐらい経過したかは覚えていませんが、後頭部が急に激痛が走りました。

「これがくも膜下出血とかいうやつか?」とも思いましたが・・・救急で病院へ駆け込みましたが、頭の病気ではなく頸椎からくる痛みだと分かりました。

その時は、痛みをとる注射をして頂き、なんとかおさまりました。

翌日、まだすっきりしないので、整形外科に行きました。検査の結果、頸椎のヘルニアと診断されました。

「首の骨の間に椎間板が飛び出し神経を圧迫しています。」と言われました。

その後、また右肩から腕が痛みだし、整形へ行くと頸椎の椎間板が飛び出し、腕の神経を圧迫しての原因だと言われました。

つまり、はじめに外科で四十肩といわれたのも、頸椎椎間板ヘルニアからの症状だったのです。

肩・腕が痛いからと、湿布などを肩から腕に貼ったり塗ったりしていましたが、治るはずがないのです。

痛みの根源を治療しない限り意味がないのです。

このように、日常様々な問題にも同じようなことがあると思います。

言っている意味を分かって頂けますか?

問題になっているところだけを見て「なんでなんで」と言っても解決できない場合は、そこに至るまでに問題があると考えて頂きたい。

この前から書かせて頂いているように、

「ノルマが達成できない」すると、「なんでお前は・・・」とその人に問題があると叱る。

でも叱っても問題解決にならない。

ただ気がたるんでいるだけなら叱って改善できることもあるかもしれません。

しかし、ノルマ達成できずに叱る会社の従業員は、叱られるから叱られないように毎月ノルマを達成しようとする。

簡単に売れる人もそうでない人もありますが、売れない人の精神状態を想像してみてください。

たぶん毎日苦痛なのではないでしょうか?　そんな状態で売れる物も売れなくなるのではないだろうか。

お客樣に物を売る以外のコミュニケーションやサービスもできず、成績を伸ばせないのではないだろうか。

「そんな奴は辞めてもらって結構」と言われる経営者もありますが、新たに雇用しても恐らく同じことの繰り返しではないでしょうか?

まずは、そんな苦痛な日々から解放することを先に対処してあげる必要があると思いませんか?

楽しく働ける環境を整えてあげることが、少し時間はかかるかもしれませんが、その方が会社にとっても社員にとっても良い事だと思います。

そんな環境だと、営業マン同士が販売のコツや情報等を共有しあったりして、互いに切磋琢磨していけるのだと思います。

その結果、業績もよくなっていくのです。

～見直そう～

経営者は、自社の社風がどんなものか考えたことがありますか?

家庭もそうです、自分の家庭の家風はどんなものですか?

幸せになるヒントは「現状楽しい環境ですか?」を考えてみてください。

上手くお伝えできていないかもしれませんが・・・

本日は、これで失礼致します。

ご意見ご感想頂けると有り難いです。