『はた楽』経営コンサルタントで幸せ研究家の藤井孝幸です。

いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。

本日は『感謝することでお恵みが･･･』と題して書かせて頂きます。

私が神道の勉強を始まるきっかけは、「神道<徳>に目覚める」という書籍を読んでからです。

この本を読み終わるまでに何度も衝撃を受けました。

今までの自分の言動に対して、すごく恥ずかしいというか、すみませんと謝ってしまう程のものを感じました。

その中のひとつをご紹介致します。

色々な願いに対して、神仏にすがり祈願をします。

それが叶うと「叶えて頂き有難うございます」と感謝をすると思います。

と、いいながら私はそれまでに祈願したことを思い出し、祈願成就したといえることがないことに気付きました。

祈願したことを全て覚えていることは不可能ですし、成就すれば記憶にあると思いますがないのです。

でも、新たな願いがあると、また神社等で祈願しているのです。

この本を読んで分かったことは、

賽銭をあげて、それで願いを叶えて下さいというのは、神樣と取引をしているというのです。

「神樣、これをあげるから、願いを叶えてください」とこんな風に思ったことはなくても、結局これと同じことをしているのです。

願いを叶えてくれるから「有難うございます」と感謝するのは、本来の感謝ではないと言います。

祈願成就したから感謝するのではなく、感謝するから祈願成就するのです。

今まで逆のことをしていたのです。　

つまり、感謝が先なのです。

これを聞くと「何に感謝するのよ」という声が聞こえそうです。　この「何に」と言った時点で感謝ではなく取引なのです。

唯々神樣に理屈抜きに感謝をするのです。

その理屈抜きに「ありがとうございます」が言えた時が本当の感謝なのです。

そうすると、神樣からのお恵みが現れてくるのです。

当然、成就すれば、成就したお礼参りは必要です。

神社にお参りするときの賽銭の「賽」の字を使った言葉で、神社で「報賽」「奉賽」というものがあります。

これは「神樣に頂いた幸せに感謝する」という意味だそうです。

ということは、お願いのために差上げるものではなく、

神樣から頂いた幸福やお導きに対して、感謝の気持ちを捧げるためにお供えするものということです。

「じゃあ、祈願をしなかったら賽銭いらないね」と言ってはいけません。

何もお願いしなくても氏神樣は、その地域に住んでいる方々を護って下さっています。

日々無事に過ごせています。　その日々の生かされていることは理屈抜きに感謝する必要があると思います。

だから、神社にお参りすれば先ずは「いつもお護り頂き、お導き頂き、お力添え頂きってありがとうございます」と

日々の感謝が必要ではないかと、私は思いますし、そうしています。

※以前に祈願のことを書いた記事がありますので、ご興味がございましたらご覧ください↓。

『神社でどんな祈願の仕方してる？』幸せ研究家　藤井孝幸です。ありがとうございます。本日は「神社の祈願」について書かせて頂きます。私の勉強した範囲でのお話なので、受け入れて頂ける方は実践して…

ameblo.jp

と、いうことなのです。

私は、神樣に先ず感謝をしなければお恵みが現れないと聞いたときに、人間関係も似たところがあるなと思いました。

それは、人に要求しても自分がやっていなければ、誰もやってくれないということです。

前にも書きましたが、

ある方からの相談で「若い社員が、出社して私に挨拶をしないのです。どうすれば・・・」の問いに「あなたから挨拶してみればどうですか」と回答。

後日、「私から挨拶したら挨拶するようになりました。」とご報告がありました。

目上・上司だから下の者が先に挨拶をしなければならない決まりはありません。

あとは、目上・上司の人のプライドの問題です。

そこを解決することで、人間関係が円滑になるなら変なプライドというか固定観念を変える必要があるのでは・・・。

話が少々それましたが、

神樣に理屈抜きで先ずは感謝することで、感謝が恵みとして表れてくるように、

日常生活、職場でも、自分がやって欲しい事は先ずは人にやってあげなければやってもらえないということだと思います。

誰に対しても「感謝」の気持ちが、幸せに導くと私は信じています。

本日は、これで失礼致します。

ご意見ご感想頂けると有り難いです。