『はた楽』経営コンサルタントで幸せ研究家の藤井孝幸です。

いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。

本日は『今日は「月１墓参り」』と題して書かせて頂きます。

～お墓参りしていますか？～

私は、季節の墓参りは勿論ですが、「月１墓参り」をしています。

毎月最後の日曜日を「月１墓参り」と決めて、家族揃ってお参りしております。

皆さんは、お墓参りをされていますか？

神社や神樣のお話は、割に受け入れて聞いてくださることが多いですが、

仏教に関するお話になると、敬遠される方が多いように感じますが、ここを訪れる方は如何でしょうか？

少々お付き合いください。

私は宗教家ではないので、詳しくは分かりませんが私の今まで勉強してきた知識でのお話をさせて頂きますので・・・。

～日本は仏教伝来以前から～

先祖供養と言えば、仏教を連想されると思います。

仏教と言えば、釈迦が開いたものですが、元々の仏教には先祖供養というものはなかったと言います。

　　　　　　　　　　　　　　　　※釈迦↑

仏教はインドから中国へ伝わり、中国から日本に入って来ました。

中国では、儒教の中に「先祖崇拝」という教えがあり、仏教と儒教が結びついたものが出来上がったのです。

そして、日本に伝わったのですが、日本もすでに太古の時代から祖先崇拝という信仰がされていました。

それが今でいう「神道」です。

(今でこそ「神道」と言われていますが、仏教が入って来たから仏教と区別するために「神道」と名が付いたと言います。)

仏教を嫌い先祖供養も嫌われる方がありますが、釈迦の仏教は「どうしたら幸せになれるか」を説いたものであり、葬式や先祖供養を目的としたものではないのです。

また、神道は今でこそ「宗教法人」という枠組みに入っていますが、宗教ではないと思います。太古の昔からの風習・信仰です。

日本は「神の国」といわれるように、亡くなると神樣になるという考え方で先祖を敬い祀ってきたのです。

だから、あまり嫌わず、是非先祖供養をして頂きたいと思います。

～先祖供養で問題解決～

色々な占い師の先生方も、先祖供養が大切だと言っておられると思います。

色々な占いがありますが、（占い師の先生違ってても怒らないで下さいね）占いはその人の星回り等で、今いい時期だとか悪い時期だとかをみて、良い方向へ導いてもらえるものだと思いますが、先祖供養をせずして星回りもあったもんじゃないと一喝される先生もいます。

ある占いの先生は、相談者に開口一番に「先祖供養をしていますか？」とお尋ねされると言います。

殆どの方が「やっていません」と言われるそうです。

そしてお墓参りや仏壇での方法を伝えるそうです。

そうすると、数カ月後に「あれから、言われる通り先祖供養を続けて来ました。すべての問題が解決しました。」とお礼に来られるそうです。

私が衝撃を受けた神道の書籍の著者：葉室賴昭先生の本から引用させて頂くと

『家庭の中にいろいろな問題が起こり、その相談に来られる方があります。「それは祖先の祀りが行われていないのが原因ですから、祖先の祀りを常に行うように」といっても、まったく理解してもらえません。「そんなことより、どのように話し合ったらよいでしょうか」などというようなことばかり質問します。家庭というのは、祖先との共生という智恵の土台の上に成り立っています。そして「いのち」というのは、祖先から伝わってきているのです。ですから、祖先を敬いお祀りするのでなければ、本当は何も解決しないのです。祖先がお悦びくださるならば、自然におのずから問題は解決していくのです。』

と、言われています。

まだ他に、実際に〇回法要をしていなかったから禍が起きた話など、沢山ありますがここでは省略致します。

～先祖供養は徳積み～

また、仏教には先祖供養の概念は釈迦が説いた当初は無かったようですが、

釈迦没後500年以降に書かれた『随願往生十方浄土経』のなかに

『七分獲一（しちぶんぎゃくいつ）』ということが書かれてあるそうです。

これは、先祖供養をすることでご利益があるという意味です。

供養することで、功徳がご先祖へ及ぶけれども、七分の一だけご先祖樣へ、

後の七分の六は、供養した人に及ぶのです。

分かりやすく表現すると、

おじいちゃん・おばあちゃん達ご先祖樣が

『供養してくれて有難う、ワシらは、こんなにも功徳は要らんよ。ひとつでええよ。あとは、お前達がもらっときなさい。』

不謹慎かも知れませんが、イメージとして饅頭７つのうち６つも貰えるのです。

こんな感じで、先祖供養すればする程、功徳が頂けるということです。　これも徳積みです。

ですが、功徳がもらえるから先祖供養をするという心は良くないでしょう。

きっかけとしては、そういう気持ちでされてもよろしいかも知れませんが、続けることでご先祖樣への感謝の気持ちが芽生えてくるでしょう。

この前、書かせていただいた『家系図』を作成することで、ご先祖樣達が身近に感じられて感謝の心も増してくると思います。

ご先祖と一番近くに触れ合える場所は、お墓参りです。

しかし、毎日行くことが出来ませんので、お墓の遥拝所として仏壇があるのです。

だから、日々朝夕に手を合わせご先祖樣に感謝しましょう。

日々仏壇にご先祖を呼んで供養しますので、月に一度はこちらからお墓に出向いて感謝しましょう。

きっとご先祖樣が喜んでくださるでしょう。

まだ、話足りませんが、本日は、これで失礼致します。

最後まで読んで頂き、有難うございました。

ご意見ご感想頂けると有り難いです。

今日は『月１墓参り』