『はた楽』経営コンサルタントで幸せ研究家の藤井孝幸です。

いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。

本日は『「お清め」は日本だけの文化風習』と題して書かせて頂きます。

～色々な「お清め」方法～

多分間違いないと思いますが、私の認識としては「お清め」という行為は日本だけだと思います。

お清めには、様々な方法があると思います。

清めるといえば「塩」を連想します。

相撲でも土俵入れの時に、塩で清めます。

最近は無くなりつつありますが、葬儀に行くと「会葬御礼」の品に「清め塩」が付いていました。

葬儀は不浄という意味から、帰宅時に塩で体を清めて不浄物を家に持ち込まないというものですね。

神道では「禊(みそぎ)」といって、水に浸かり罪穢れを落とし清らかにするというものですね。

その影響からか、朝起きて「洗面で顔を洗います」「お風呂で湯船につかります」これらは「禊」からきていると言われています。

毎日、知らず知らずのうちに、禊をして身心を清めていたのです。

※「罪」と「穢れ」のご説明は省略させて頂きます。

　　気になる方は↓で読んで頂けますか?

『祓えばあらゆる問題解決。「つみ・けがれ」は「罪・穢れ」じゃないよ。』『はた楽』を念頭に中小企業の発展繁栄とその企業に関わる全ての方々を幸せに導くコンサルを目指す経営コンサルタントで幸せ研究家の藤井孝幸です。いつもありがとうござ…

ameblo.jp

この清める方法には、

1.塩

2.水

3.風

4.火

があります。

風で清めるとは、神社で「大幣(おおぬさ)」という、棒に紙がワッサワッサ付いた奴です。

火で清める方法とは、神棚にロウソクを灯すのも「火」で清める意味があると言います。

あと「火打石」です。

私は神棚を拝む前に、身と場を火打石で清めています。

あと出勤時に家内に火打石を右の肩に打ってもらっています。

最近はあまり見かけないかもしれませんが、料亭や旅館などは、玄関に「打ち水」をします。

これは、茶道の世界では、準備が整いました。どうぞお入りくださいの合図です。

料亭や旅館などは、「準備完了」の他に「場を清める」といった意味あいもあり、来客への心遣いとして打ち水をしていました。

今もそういう意味で続けていらっしゃるところもあるはずです。

～毎日、場を清めましょう～

私は「場を清める」という意味では、

毎日玄関扉を拭きますが、毎日拭くので汚れていません。

でも毎日拭いています。これは、「清める」という意味で続けています。

そうじのお話しにこんな話があります。

ある女性社員が朝事務所内を掃除をしていました。

最後に、机の上を拭いて回っていた時に、ある男性社員が

「なんで、拭くの?　汚れてないじゃん!」と言ったと言います。

しかし、その女性社員は何も言わず続けました。

この女性社員は掃除の最後に「清める」意味で、みんなの机を拭いていたのだと思います。

場を清めて「今日も一日、みんなで仕事を頑張ろう」と思いを込めてのことでしょう。

皆さんも、家・職場で場を清めることを是非してみてください。

工場などでは、ケガや事故が減ったりします。

～信じてやってみませんか～

日本には、このように沢山の「清める」という行為があちらこちらにあります。

これらは、見えない良くない物を「塩」「水」「風」「火」等で取り除いて心身ともにすっきりさせるためのものです。

宗教の好き嫌いはあるけれども、こういう見えない「何か気持ち悪い」だとか「何か嫌な感じ」とか「何か・・・」というものを感じますよね。

これらはやはり日本人の習性なのだと思います。　

これらは、先祖から太古の昔から遺伝子で伝わってきているから、自然に「清める」ことをするのだと思います。

私は、大掃除の後は、浄化の意味で、玄関から時計の逆回りに各部屋に香を焚いています。各部屋5分。

また、良くないことが続いたときも、香を焚いて浄化をしています。

効果は、あると思えばあると思っています。

見えないことなので、「気分の問題よ」と言われるかもしれませんが、

以上のような色々な方法で「場を清める」等することで、気分を切り替えるきっかけにはなると思います。

本日は、これで失礼致します。

最後まで読んで頂き、有難うございました。

ご意見ご感想頂けると有り難いです。