『はた楽』を念頭に中小企業の発展繁栄とその企業に関わる全ての方々を

また、個人の方を幸せに導くコンサルを目指す経営コンサルタントで

幸せ研究家の藤井孝幸です。

いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。

本日は『古き良き心を伝える実語教⑳』として書かせて頂きます。

経営者は「実語教」を学び、経営に役立てよう。

経営者でない方も「実語教」を学び、『心』を育てましょう。

『但有食有法　又有身有命』

(ただししょくあればほうあり　またみあればいのちあり)

意味：食べ物があれば、そこに智恵の教えがあります。

また体があれば、魂があります。

『猶不忘農業　必莫廃学文』

(なおのうぎょうをわすれず　かならずがくもんをはいすることなかれ)

意味：だから、体を養う農業は忘れてはならない、かつ、命を養う学問をやめてはなりません。

人は食べて命を養います。

「法」とは、釈迦が苦しい修行で「人生とはこれだ」と気付き得た智恵のことだそうです。

ちょっと解釈が難しいのですが、食べ物も智恵も生きて行くために必要なものと説いているのでしょう。

また、昔の人は農業(仕事)も学問も大切に考えていたのだと思います。

農業は食べていくためのものであり、学問も智恵を付ける為のもので、どちらも欠かせない物なので辞めてはなりませんということでしょう。

昔の人は勉強が好きだったようで、一日、本を読まなかったら「心のお腹がすく」というぐらいの表現があります。

実語教でいう、学問とは現在で言う「国語・算数・理科・社会」といったものではなく、道徳的なものを主に言っているのだと私は解釈致します。

「心」の勉強です。

ということで、本日はこれまでに致します。

最後まで読んで頂き、有難うございました。

明日で「実語教」が終わります。

全部読んで頂いた方もそうでない方もあると思いますが、いかがでしたでしょうか?

ご意見ご感想頂けると有り難いです。

【経営者必見⑳】古き良き心を伝える「実語教」