『はた楽』を念頭に中小企業の発展繁栄とその企業に関わる全ての方々を

また、個人の方を幸せに導くコンサルを目指す経営コンサルタントで

幸せ研究家の藤井孝幸です。

いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。

本日は『古き良き心を伝える実語教⑬』として書かせて頂きます。

経営者は「実語教」を学び、経営に役立てよう。

経営者でない方も「実語教」を学び、『心』を育てましょう。

『我敬他人者　他人亦敬我』

(われたにんをうやまえば　たにんまたわれをうやまう)

意味：自分が他人を敬えば、他人もまた自分を敬ってくれます。

『己敬人親者　人亦敬己親』

(おのれひとのおやをうやまえば　ひとまたおのれがおやをうやまう)

意味：自分が他人の親を敬えば　他人もまた自分の親を敬ってくれます。

これは、自分以外の人を大切にしようと言っているのです。

自分が相手を大切に思うと、相手も大切にしてくれるということです。

相手を嫌うと、不思議なもので嫌った相手からこちらも嫌われているはずです。

そういう気持ちは、不思議と自然に伝わるものです。

感情は、口に出さなくても、雰囲気やちょっとした表情・所作・態度等から感じ取れるのだと思います。

「なーんか。あの人嫌い」とかありませんか？

だから、自分が大切にされたかったら、優しくされたかったら、先ずは自分から相手を大切にする・優しくすることです。

「いいや! 私はあの人に対して優しくしているのに、私は優しくされていない!」ということもあるかもしれません。

しかし、そんな場合は、今一度振返ってみましょう。独りよがりではないかと・・・。

基本的に、日本人は争いを好まない優しい民族なので、その心は遺伝子で受継がれています。

だから、みんな人に優しくなれるはずです。

平安時代に書かれた「実語教」ですが、当時も現代も時代に関係なく、悩む事等みんな一緒のようですね。

ということで、本日はこれまでに致します。

最後まで読んで頂き、有難うございました。

【経営者必見⑬】古き良き心を伝える「実語教」