や『はた楽』を念頭に中小企業の発展繁栄とその企業に関わる全ての方々を

また、個人の方を幸せに導くコンサルを目指す経営コンサルタントで

幸せ研究家の藤井孝幸です。

いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。

本日は『古き良き心を伝える実語教⑧』として書かせて頂きます。

経営者は「実語教」を学び、経営に役立てよう。

経営者でない方も「実語教」を学び、『心』を育てましょう。

『交友勿争事　己兄尽礼敬　己弟致愛顧』

(ともとまじわりてあらそうことなかれ　おのれよりあににはれいけいをつくし　おのれよりおとうとにはあいこをいたせ)

意味：友とは仲良くして喧嘩をしてはいけません。自分より年上の人には礼儀正しく敬い、自分より年下の人は可愛がってあげなさい。

友達とは喧嘩をしてはいけませんということです。友達同士で意見が合わないと互いに譲らず喧嘩別れになることもあります。友達にも自分よりも優れた部分や劣っている部分もありそれを互いに高めあったり補い合ったりできるものです。良い友達を失わないように。

年上の人には礼儀正しく尊敬の念をもって接しましょう。また、年下の人に対しては愛情をもって可愛がってあげましょうというのですが、昨今の世の中では、年上が年下に対して横柄だといじめ問題になっていたりします。これはいじめではなく指導だといって行き過ぎていじめになることさえあるようです。

「俺はお前たちより年上だから・・・」と横柄になるのは人間的に問題があります。

どの分野でも上の立場の人が、勢い余って酷くあたることがあるのではないだろうか、

そういうことにならないようにということです。

『人而無智者　不異称木石』

(ひととしてちなきものは　ぼくせきにことならず)

『人而無孝者　不異称畜生』

(ひととしてこうなきものは　ちくしょうにことならず)

意味：智恵を持っていない人は木や石と同じだ。親孝行の心を持っていない人は動物と同じだ。

この厳しい言葉は現代では厳しすぎて通用しないかもしれません。

昔の人は、子供に勉強させるために「智恵がないのは木や石と同じ」と、つまり人間ではないといって発奮させて「絶対智恵を付けてやる!」と一生懸命勉強したのです。

また、「親孝行しない人は畜生だ」とは、下等の動物という意味で、これも人間ではないと厳しく子供を躾けたのでした。

智恵は生きて行くためにとっても大切なものだと思います。

また、親を大切にしようという心があることで、まっとうな人生を歩んで行けると思います。

どちらも、とても大切なことなので、大人の自分も心得、また子供たちに小さい時から教えていくことが必要なのではないでしょうか?

昨今は、自分中心の世の中なので、親がこんな教育をしていないのでは・・・。

こんな教育をして育った子供たちが社会に出てくることで、世の中がより良い世の中になるのです。未来を変えられるのは、親の教育次第ということです。

経営者も、社員の心を教育してほしいと思います。

その成長が会社の成長につながります。

ということで、本日はこれまでに致します。

最後まで読んで頂き、有難うございました。

【経営者必見⑧】古き良き心を伝える「実語教」