『はた楽』を念頭に中小企業の発展繁栄とその企業に関わる全ての方々を

また、個人の方を幸せに導くコンサルを目指す経営コンサルタントで

幸せ研究家の藤井孝幸です。

いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。

本日は『古き良き心を伝える実語教③』として書かせて頂きます。

『倉内財有朽　身内財無朽』

(くらのうちのざいはくつることあり　みのうちのさいはくつることなし)

『雖積千両金　不如一日学』

(せんりょうのこがねをつむといえども　いちにちのがくにはしかず)

倉の中の財産は大切にしまっておいてもなくなってしまうことがある。しかし、身についた智恵はなくなることがない。

いくら大金を積んでも、一日勉強したことの価値には及ばない。

昔はお金持ちの家には財産を入れておく倉がありました。そこへ財産をいれておけばなくならないものではなく、当然使えばなくなってしまいます。

しかし、自分が勉強してつけた智恵は、いくら使ってもなくなることはない。一生ものである。

一日一日勉強を続けていき、また体験することで、色々な智恵が日々積み重なって能力も増していく。しかし、お金を日々積みあげてもいつかはなくなってしまいます。

だから、しっかり学びましょう。

『兄弟常不合　慈悲為兄弟』

(きょうだいつねにあわず　じひをきょうだいとす)

『財物永不存　才智為財物』

(ざいもつながくそんせず　さいちをざいもつとす)

兄弟でも、いつも仲がいいわけではない。しかし、慈悲の心があれば兄弟でなくとも兄弟のように見えてくる。

お金や物はいつまでもあるものではない。だから、いくら使っても減らない智恵や技術を身につけることが大切なのです。

慈悲の心とは、仏教では

「慈」は、人々の幸福を望む心

「悲」は、人々の苦しみを取り除いてあげたいと思う心　

としています。

この心を持って他人に接することで、兄弟姉妹のように思えてくるというものです。

慈悲の心をもって、誰とでも仲良くしましょう。

ということで、本日はこれまでに致します。

最後まで読んで頂き、有難うございました。

【経営者の方々へお勧めする】古き良き心を伝える「実語教」③