『はた楽』を念頭に中小企業の発展繁栄とその企業に関わる全ての方々を

また、個人の方を幸せに導くコンサルを目指す経営コンサルタントで

幸せ研究家の藤井孝幸です。

いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。

本日も引き続き『新年を迎えるにあたって　家庭ですべきこと⑨』と題して書かせて頂きます。

予告通り「松の内以降のすべきこと」について書かせて頂きます。

松の内の最後の日は１月7日です。

1月7日は、「五節句」のひとつ「人日(じんじつ)の節句」と言います。

別名「七草の節句」とも言います。

五節句とは、昔は沢山の節句があったようですが、現在は1/7の他に

3月3日「上巳(じょうし)の節句」別名「桃の節句」

5月5日「端午の節句」

7月7日「七夕(しちせき)の節句」

9月9日「重陽(ちょうよう))の節句」別名「菊の節句」や「栗の節句」

これらは、奇数が重なる日として目出度いと考えたそうです。(1/7は1/1の代わり)

そもそも節句とは、季節の変わり目に無病息災・豊作・子孫繁栄などを願って、お供えものをしたり邪気払いを行ったりする行事のことを昔からいっています。

その考えが今も残っており、

1月7日の朝は、春の七草や餅等を具材として「七草粥」を頂く日です。

七草粥は、その年の無病息災を願って頂きます。

また、正月のごちそうに疲れた胃腸を休める為とも言われていますので、是非食しましょう。

ちなみに、春の七草は、

セリ・ナズナ・ゴギョウ・ハコベラ・ホトケノザ・スズナ・スズシロの七つです。

これらには、それぞれ次のように意味が込められているようです。

セリ・・・競り勝つ

ナズナ・・・なでて汚れをはらう

ゴギョウ・・・仏体
ハコベラ・・・繁栄がはびこる
ホトケノザ・・・仏の安座
スズナ・・・神様を呼ぶ鈴
スズシロ・・・穢れのない純白さ

また、それぞれの効果は次の通り

セリ・・・食欲増進

ナズナ・・・鉄分が多く貧血や肝臓に良いとされる

ゴギョウ・・・風邪予防

ハコベラ・・・目に良いビタンミAが豊富

ホトケノザ・・・食物繊維が豊富で整腸作用

スズナ・・・消化促進効果

スズシロ・・・スズナと同様に消化促進効果

といったものです。

1月7日の朝は、家族全員で七草粥を頂き、胃腸を整え、無病息災を祈りましょう。

明日は、「松の内以降のすべきこと②」として、書かせて頂きましょう。

「まだ、続くんかい?」

次回で、このシリーズは最後に致しますので、

お付き合いできる方は、もう一日お付き合いください。

次回は、「鏡開き」と「どんど焼き」について書かせて頂きます。

本日はこれで失礼致します。

最後まで読んで頂き、有難うございました。

【知らなきゃ損する】新年を迎えるにあたって 家庭ですべきこと⑨