『はた楽』を念頭に中小企業の発展繁栄とその企業に関わる全ての方々を

幸せに導くコンサルを目指す経営コンサルタントで幸せ研究家の藤井孝幸です。

いつもありがとうございます。

本日は『子供の仕事　親が先回りしてやらないで　』と題して書かせて頂きます。

子供のことを心配して、親が先を想像して子供がしなければならないことを先回りしてやることは、やめましょう。

小さい頃は、危ないからと「ダメダメ」と、やらせないことがありませんか?

経験させないといけないことも沢山あると思います。

本日の書かせて頂きたいのは、小さい子供さんのことではない子供のことです。

ここ数年前からよく耳にすることがあります。

それは、自分の墓を自分で建てていることです。

実際に建てた方々が、言われることは

「子供に迷惑にならないように　自分で墓を建てた」や

「子供がお墓を建ててくれないかもしれないから　自分で建てた」

です。

本来お墓は、子供が建立するものです。

自分が建てるものではありません。

子供からすれば、親が自分で建てたから、親が亡くなって建てなくてよくなったと思うのか、人にもよると思います。

全く関心がなければ、何とも思わないでしょうが・・・。

先祖供養の勉強をしていく中で分かったことですが、

親のお墓は子供が建てるもの、子が親を弔うものだからです。子供の仕事なのです。

自分で自分を弔う人はありえないのです。

しかも、「子供に迷惑・・・」と思うのは、親の勝手です。

子供が建てなかったらと先回りして心配して、親が建てることで、"子供は墓も立てられない人"になります。

もっというと"墓を建てられるほどの収入が得られない人"になるということです。

自分が死んで、お墓を建ててくれないかもしれないと思う方は、何故そう思うのでしょうか?

子供が信じられないのでしょうか?

違いますね。お墓参り、先祖供養を子供にさせて来なかった方の心配事だと察します。

子供が小さい頃は、自分たち夫婦が季節のお墓参りの時に連れて行っていたけど、子供が大きくなるにつれ、部活・塾等で連れて行かなくなったことで、全くお墓参りをしなくなったことから、そういう心配事があるのではないだろうか。

ただ、そうでも実際に両親が子供を連れて行っていなくても、お墓参りや仏壇参り等を日常から見せていたら、きっとやるべきことはやってくれると思います。

しかし、両親が全くあるいは殆どお墓参りもせず、仏壇も拝んでいなければ、子供も全く関心を示さないので、何もしてくれないでしょう。

最近、こんな話を聞きました。

子供は娘二人。娘は二人とも嫁に行きました。両親が実家住まい。

父親が亡くなりました。

娘は二人とも嫁に出て、跡取りがいないので、葬儀が終わってすぐに、永代供養をしてもらい遺骨もお寺へ預けたと言います。

なので、その後の一周忌・三回忌・七回忌も何もしていない状態。

そうすると、一人の娘の家族が立て続けに病気になり、なかなか治らない。

あまりに続くので、神社でお祓いをしてもらったそうです。

そして、そこの宮司から「何かされましたか?」と聞かれるが、その娘さんは心当たりがないので「いいえ」としか答えられなかったといいます。

しかし、宮司が「何かやっていると思います」と何かを感じられたのでしょう。

そしたらその娘さんは「ひっとして・・・」と父が亡くなった後、

永代供養をしたことを話したそうです。

その宮司は「それですね」といわれたそうです。

このご家族は、永代供養をお願いしたお寺は、葬儀をしてもらったお寺ではなく、全く違う宗派のお寺の本山でお願いしたというのです。それもおかしなことですが・・・。

宮司曰く、「家族が誰もいなくなったのであれば、永代供養で宜しいでしょう。嫁いだと言ってもふたりの娘もいますし、お母さんもいらっしゃるでしょ。それを永代供養とはありえません。」と言われたそうです。

そして、宮司より供養の仕方を習い、実施したら家族は全員病気が治ったと言います。　

ということなのです。

ご先祖は大切にしましょう。

ご先祖あっての私達です。

前にも書かせて頂きましたが、両親がいて、その両親にも両親がいてと遡って数え、全員合計すると、３０代前まで合計したら２１億人のご先祖がいらっしゃるのです。

その一人でも欠けると、今の貴方も子供さんも存在しないのです。

そう思うと、なんか凄い事だと思いませんか?

両親から命が伝わり、また子供に伝わっていくのです。命のリレーですよ。

これを神道では『中今(なかいま)を生きる』と言います。

両親と子供のリレーの中継ぎをして生きているという意味です。

そう思うとご先祖を供養しない方が「バチあたり」だと思いませんか?

最近は跡取りがいない家庭も増えてきました。娘だけだからということで、「いまどき婿養子にきてくれないだろう」とこれも勝手に決めてはいけません。

ちゃんとも先祖供養をされていれば、ご先祖が婿養子を引き寄せてくれるはずです。

何もしていない家庭は、ご先祖が当てにしないので何もないでしょう。

そのかわり、何か禍を起して知らせると思います。

跡取りがいない絶家にしては絶対いけません。

跡取りがいないというとことは、先祖をほったらかすことになります。

絶対やってはいけないことです。

※わたくしは、一応経営コンサルタントです。念のため。

本日は、このあたりで失礼致します。

ありがとうございました。

子供の仕事 親が先回りしてやらないで

子供の仕事　親が先回りしてやらないで