理想とする心の在り方
※明浄正直
本日も今まで私が得てきた学びを記事にして皆さんのお役に立てるよう、分かち合いをさせて頂きます。
神道を学ぶことで知り得た言葉ですが『明浄正直(めいじょうせいちょく)』という言葉があります。
この言葉は、古くからあるもので神道において理想とする心の在り方を表したものと言われています。
文字から何となく意味はお分かり頂けると思います。
明き浄き正しき直き心・・・明るくて 清らかで 正しい素直な心
こんな心の状態を神樣は好まれるとされています。
神樣が好まれるからといって特別な心の在り方ではないと思います。
多分、小さい頃から言われてきたことではないでしょうか?
暗いより明るい方が良く、汚れているよりキレイな方がいい、頑固より素直な方が一般的にも好まれるのは当然だと思います。
つまり、神樣は特別なことを望んではいないのです。
とは言え、これが年を重ねるごとに出来なくなっているようにも思います。
誰もが産まれたばかりの赤ちゃんの頃は、心が純真無垢な状態だったと思います。
それが、成長の過程で、環境・教育・宗教・人間関係等でいろいろな体験をする中で、純真無垢な心が維持できなくなってくるのだと思います。
人は感情の生き物なので、気分も浮き沈みがあります。
でも、自分の心なので、意識をすることで改善・切り替えは出来るはずです。
性格的なこともあるかもしれませんが、気持ちが沈むということは何かに悩んでいるからだと思います。
悩みは、自分で何とかできるものと、自分の力ではどうしようもないことがあると思います。
自分で何とかできるものは、解決に向けて動きましょう。
自分の力ではどうしようもないものは、悩んでも仕方ないと割り切る勇気・潔さも必要になると思います。
もしも、心がいつまでもウジウジしているならば、これを唱えて見てください。
「吾(わ)が心 清々しい」
これを7回唱えることで、心が落ち着いていけるでしょう。
これは、日本神話で須佐之男命(すさのおのみこと)が八俣大蛇(やまたのおろち)を退治し櫛名田比売(くしなだひめ)と結婚して出雲の須賀に行った時に、とても清々しい気持ちになり呟いた言葉です。
この「清々しい心」とは、悲しまぬ心・恨まぬ心・心配せぬ心・くよくよせぬ心・妬まぬ心・争わぬ心・一信に神を信ずる心だそうです。
後は、私が常々お伝えしています、神棚を設置して朝晩お参りすることで、日々の負の心も浄化をしてくれるでしょう。
神樣は「明浄正直」の心を好まれるので、明浄正直の心の状態に近づけるように努力することで、神樣のご贔屓も頂き易くなるのだと思います。
また、先日も書きましたが「中今を生きる」という言葉も神道にあります。
これは、過去の良くない出来事をいつまでもくよくよ考えず、未来にまた起こるかもしれないと先の心配をすることなく、今この目の前のことを唯々一生懸命に取り組む「今を」一生懸命に生きなさい、未来は日々の積み重ねで出来ているのだから。
「思考の現実化」や「引き寄せ」も同じことだと気付きました。
「明浄正直」の心の状態を維持できるようにすることで、思考の現実化や引き寄せや神樣のご加護が頂けるのだと思います。
日々精進致しましょう。
本日はここまでに致します。
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。
今日もみなさんに沢山の幸せがやってきますように!
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最後まで読んで頂き有難うございました。
本日の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。
本日は、これで失礼致します。
ありがとうございました。
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