食前食後のご挨拶していますか?

食前食後のご挨拶は誰でもが知る『いただきます』『ごちそうさま』です。 


 誰もが知りながら、けっこう実行されていないのではないだろうか? 


 子供の頃、保育園・幼稚園・小学校・中学校までは先生または当番の合図で合掌して挨拶をしていたでしょう。 


 それが高校生から何となくしなくなっていませんか? 


 社会人になったら、いつの間にか「いただきます」「ごちそうさま」が脳裏から消えていないだろうか? 


 そして、結婚して子供が産まれて子供の躾で自分はしないにも関わらず「いただきます」「ごちそうさま」を思い出したかのように教えていないだろうか? 


 いつだったかこんな話を聞いたことがあります。 


 ある小学校で父兄から「なぜ給食の時間に『いただきます』『ごちそうさま』を言わせるのか? 給食代を払っているのに」という意見があったといいます。 


 この話を皆さんはどう思うでしょうか? 


 善因に解釈しますと『いただきます』『ごちそうさま』というのは、お招きいただきご馳走して頂いたときのご挨拶と解釈していれば、お金を払っているのだから言わなくてもということになるのかもしれません。 


 この食前食後のご挨拶の始まりはそんなに古くはないようで、江戸時代のようです。 


 日本は昔からあらゆるものに神が宿っているという考え方から食べ物は全て天地自然からの恵みつまり神樣からの恵みとされて有難く頂戴していました。 


 神道を学んで知ったのですが、国学者の本居宣長氏の和歌が神道での食前食後に使われているようです。 


 ご紹介すると 

 『味(たな)つ物(もの) 百(もも)の木草も あまてらす 日の大神(おおかみ)のめぐみえてこそ いただきます』 

 『朝宵(あさよい)に 物(もの)くふごとに豊受(とようけ)の 神のめぐみを思へ世の人 ごちそうさま』 


 これは、伊勢神宮の内宮の祀られる天照大御神と外宮に祀られる豊受大御神の名が挙げられていますように、神からのお恵みに感謝するというものです。 


 後は、色々な意味があると思われます。 


 ◎料理を作って頂いた人に対する感謝の気持ち 


 ◎食材に対する感謝の気持ち 


 人間をはじめ生きているものは、生きているものから命を頂いて命を維持しています。 


 生きている命は肉(牛・豚・鶏など)や魚をイメージしますが、それだけではありません。 


 野菜も果物も成長している過程で収穫をして命を絶っています。 


 自然の恵みから命を分けて頂いているということです。 


 他には食材の販売者・運送業者・生産業者にも感謝ですね。 


 産地から食卓に来るまでに沢山の人の手を伝って来ています。 


 そんな風に思いを巡らすと、食材の命に向き合い、また食卓に来るまでに関わった方々へも感謝を伝えたくなります。 


 なので、是非、食前食後に「いただきます」「ごちそうさま」と感謝を込めて合掌をしてご挨拶しましょう。 


 これを意識して続けることで「思いやる心」「労わる心」「感謝する心」「畏敬の心」が養われてくると信じております。 


 また、テレビやスマホや漫画本等を見ながら食事をしていませんか? 


 やはり大切な命を頂いているわけですから、その食材としっかり向かい合いながら感謝して頂きたいものです。 


 これが出来ないと日常から相手にちゃんと向き合えず人付き合いが思うように行かない原因につながるように思います。 


 本日はここまでに致します。 


 本日の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。 


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 最後まで読んで頂き有難うございました。 

 本日の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。 

 本日は、これで失礼致します。 

 ありがとうございました。

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合同会社 宇部経営コンサルタント事務所

昭和54年創業 / 経営相談・経営改善・経営者研修・社員研修

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