彼岸にむけてお墓参りの作法③

またまた昨日の続きです。 

 皆さんはお墓で拝む時、墓前にしゃがんで拝みますか？立ったまま拝みますか？ 

 これは、お墓の造りにもよるかもしれませんが、基本しゃがんで拝みましょう。 

 立ってお墓を見下げる状態で拝むのはやめましょう。 

 ということで、今日はお供えのことを書かせて頂きましょう。 

 お墓参りでのお供えは、お菓子が一般的でしょう。 

 特に春のお彼岸には「ぼたもち」、秋のお彼岸には「おはぎ」をお供えするのではないでしょうか？ 

 ご存じだと思いますが、「ぼたもち」も「おはぎ」も同じもので春は牡丹の花になぞって、秋は萩の花になぞって呼ばれるようになったとか･･･。 

 私は、運勢鑑定士の先生に「ご先祖が喜ぶお供えって何でしょうか？」と尋ねたことがあります。 

 するとビックリですが「幕の内弁当です」と答えられました。 

 「魚とか殺生したものは普通お供えしてはいけないと聞いていますが･･･」と聞き返しましたら「そう言われていますが、ご先祖樣が一番喜ばれていますよ」と。 

 霊感がある先生にそう言われると、しかも信頼している先生だけに素直に受け入れました。 

 それ以後「幕の内弁当」をお供えしています。 

 ※注意:ゴマ塩はご先祖樣が嫌われるそうなので、ゴマ塩なしにしてください。 

 気のせいか分かりませんが、ご先祖樣が喜んで下さっているように感じます。 

 当家はお墓に4名入っていますので、二つお供えして箸は４人分添えています。 

 弁当の数に決まりはありませんので、一つでも良いです。 

 ただし、箸は必ず人数分を添えましょう。 

 箸は食べられるように箸袋から出し、割り箸なら割った状態で添えましょう。 

 お参りの後は、そのお弁当は私は食べません。 

 塩で清めて処分しています。 

 『勿体ない』と言われる方もあるでしょう。 

 食べても構いませんが、美味しくないはずです。 

 何故なら、ご先祖樣が食べているから気が抜けているのです。 

 あと食べずに処分する理由は、ある宮司さんに教わったことですが、ご先祖樣にお供えをしたものは所有権の問題で生きている人と同じ扱いをすべきだということです。 

 ただ、仏壇のお供えはどうやってお供えするかで扱いが違ってきますので、以前書いた記事↓がありますので、気になる方はご確認ください。  

以上、参考になれば幸いです。 

 本日はここまでに致します。 

 本日の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。 

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 最後まで読んで頂き有難うございました。 

 本日の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。 

 本日は、これで失礼致します。 

 ありがとうございました。          

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