神道な生き方

※神道

本日は「神道な生き方」と題して書かせて頂きます。 

 昨日の「中今を生きる」というもの神道の考え方・生き方ですが、本日はまた違う言葉をご紹介致しましょう。 

 『慎(つつし)みて怠(おこた)ることなかれ』 

 これは、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の際に、叔母の倭姫命(やまとひめのみこと)が、はなむけにかけた言葉です。 

 私がこれを解くほどの能力はありませんが、色々な人が訳しているのを私なりにまとめさせて頂くと、次のようになります。 

 「決して横柄にならず謙虚に言動を慎めば見えてくるものがあり、その取り組むべき事を怠ることなく、ひとつひとつを大切にやり遂げなさい。」 

 短い言葉ですが、「慎みて」「怠る」の言葉に表現せずとも昔の人たちは察することが出来るのでしょう。 

 日本語は言葉の見えない部分に隠れた言葉や思いがあり、非常に奥の深いものなのだと思いました。 

 この言葉は、いつの時代でも誰にでも通用することだと思います。 

 「慎みて」に込められた「横柄にならず」「謙虚」は、人として大切なことだと思います。 

 何もかもうまく行っているときこそ、横柄になったり謙虚さを忘れがちで周りから嫌われトラブルを招くことさえあるでしょう。 

 また「取り組むべきことを怠る」というものも様々なことが考えられます。 

 仕事上では決められたことを「まぁいいか」と怠ることで、事故やケガ等様々なトラブルを引き起こすことさえあるでしょう。 

 これらを気を付け、ひとつひとつ丁寧にこなしていくことで、良い仕事ができたり良い関係が築けたりしていくのだと思います。 

 そんな意味からもこの言葉はオールマイティーで使える言葉だと思います。 

 壁に大きく書いて貼って、毎日読み上げて心に留めても良いぐらいです。

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 本日は、これで失礼致します。 

 ありがとうございました。