年末の神棚の掃除とお札の交換
本日は「年末の神棚の掃除とお札の交換」と題して書かせて頂きます。
昨日は年末大掃除のことを書かせて頂きましたが、補足があります。
神棚の掃除のことを書いていなかったので、ご紹介致しましょう。
神棚の掃除は半年に一度の「大祓」の日にするとよいと私は習いました。
6/30と年末です。
年末の大祓は大晦日なので、最後の日に掃除という訳にはいきませんので、12/13正月事始め以降でされることが良いでしょう。
年末は、掃除だけでなくお札の交換もされると良いでしょう。
お札の交換は、「9」がつかない日がいいと聞きます。
他に暦の日柄が気になるという方は暦で良い日を確認しましょう。
神棚の掃除には「清明水(せいめいすい)」という水を私は使っています。
これは、お酒一合・水一合・塩ひとにぎりを混ぜたものです。
この水は、古神道に伝わる清めと祓いの水と言われています。
しかし、一般的ではないようにも聞いています。
神職の方に聞いても「そんなの知らない」と言われる方もあれば、清明水で掃除をされている神社もあるようです。
私「清明水」を知ってから神棚掃除の際は使っています。
ただの思い込みかもしれませんが普通の水道水よりは「清まった」感じがするので使っています。
清明水は、お酒一合・水一合・塩ひとにぎりと書きましたが、塩は全て溶ける程度にしましょう。
塩が残ると、拭き掃除の後、塩が残りますのでご注意を。
ひとそれぞれ掃除手順はあると思います。
正式なものか分かりませんが、私が今まで色々調べてやっている方法をご紹介致しましょう。
あくまで藤井流です。
1.神樣に先ずは掃除を開始するご挨拶をします。
「神棚の掃除をさせて頂きます」
2.神棚のものを全て降ろします。 掃除中ずっとお社に息がかからない様にマスクをしておきます。
3.降ろしたお社・榊入れなどは、床に置かない。台の上に置きますが、直に置かない。半紙を敷いてその上に置きましょう。お社からお札も出します。出したお札は半紙に包んで置いておきます。
4.神棚のホコリとゴミを掃い、新品の布巾に「清明水」を浸し、しっかり絞ります。
しっかり絞らないとお社等にシミができますのでご注意を。
その布巾で棚板を拭き、お社全体・中を拭いていきます。榊入れも拭いていきます。
5.最後の仕上げに、榊2~3本を清明水に浸し、水を良く切り、その榊で神棚の中心から周りに叩いて清めて行きます。終わったら、榊の葉に触らずそのままゴミ箱へ捨てましょう。
6.あとは、お社・榊入れを神棚へ戻し、お札もお社に入れます。
7.掃除が終わったことを神樣に報告しますが、祓詞を奏上できる方は奏上してご報告すると良いでしょう。
掃除は以上のような感じです。
その後、お札を交換します。
先ずは、神樣に交換のご挨拶をしましょう。
「只今からお札を交換させて頂きます」
新しいお札と交換して、神棚拝詞や祓詞の祝詞を奏上するとよいでしょう。
最後に「お札の交換が終わりました。失礼致しました。」とご挨拶しましょう。
参考にして下さい。
本日の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。
本日も最後まで読んで頂き有難うございました。
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本日の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。
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