『はた楽』経営コンサルタントで幸せ研究家の藤井孝幸です。

いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。

本日は『人を嫌うと徳を失うよ』と題して書かせて頂きます。

～人を嫌うと徳がなくなる～

数日前の記事の中で、折角積んだ「徳」が一瞬にして崩れてしまう行為のお話しを致しました。

読んでなくて気になる方は↓

『【気を付けよう】何かと起こるトラブルは･･･自分のせいでした』 ※類は友を呼ぶ『はた楽』経営コンサルタントで幸せ研究家の藤井孝幸です。いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。 …

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悪口・文句・愚痴の他に、人を嫌うということもありました。

本日は「人を嫌う」ことについて書かせて頂きましょう。

誰しも、「馬が合わない」相手というのがあるかもしれません。

また、「何か、あの人苦手なのよね」とか色々あると思られます。

あるいは、特別嫌いでもなかったのですが、

何か意見の食い違いから言い合いになりお互い譲らず仲が悪くなるということもあるでしょう。

いずれにせよ、こういった人を嫌う行為もマイナスの行為で、徳が崩れてしまうと言われています。

～太古の時代から～

神道を勉強する中で、太古の日本人の気質も教わりました。

ただ、どうやって知り得たのかは定かではありませんが、色々な研究者の長年の研究によって明らかになったことだとは思います。

太古の時代(縄文時代・弥生時代)から日本人は米を主食にした農耕民族でした。

１家族だでの米作りは収穫量も少なく効率が悪いことに気付き、他の家族と協力し合うことで効率良い収穫できると経験していく。

このころから「助け合う」や「共生」という精神を学んだのだと思います。

そうすることが結果的に自分たちにもいいということが分かったのでしょう。

時代が進んで飛鳥時代、聖徳太子が「十七条憲法」を制定。

第一条に「和を以て貴しとなす」とあります。

これは、何事も仲良く、調和していくことが最も大事という意味です。

その後いつできた言葉か分かりませんが、

「結(ゆ)いの精神」・・・集落総出で助け合う、協力し合う相互扶助の精神

「催合(もや)う」・・・寄り合って共同で事をするのこと

「普請(ふしん)」・・・広く平等に奉仕を願う

などの助け合うという意味の言葉があります。

何が言いたいかと言いますと、

これだけ昔の人々が「協力しあう」的な言葉を作り残っているのは、それが生きて行く上で最も大切だということだと思います。

太古の時代から、争いは好まず、争いになりそうになるとお互いが対立せず歩み寄り譲歩しあう生き方をしてきたといいます。

それが、昭和20年の終戦後の教育等で、時代が進むにつれ徐々に考え方が変化して、

譲歩せず、相手を自分と同じ考えを持つように説得することを考える様になる。

そして、分かってもらえなければ、昨今は相手を傷つけ、最悪の場合殺してしまうようなことになってきている。

相手を嫌うということは、何かと感情が高ぶり良くない方向へと流れてしまうこともあります。

～人の幸せを願ってあげよう～

人を嫌うと「徳」が崩れてなくなるからではありませんが、

人を嫌ってもよいことはありません。

人を嫌うと相手も必ず嫌ってきます。嫌いな人を増やさないようにしましょう。

そのために、「あの人は〇〇で可哀そうだな。神樣幸せにしてあげて下さい。」と幸せを願ってあげましょう。

これが慈悲の心ですね。

そうすることで、自分も成長させてくれ、相手との仲も不思議と絶縁にならず、程よい距離間での付き合いになったり、綺麗に関係を終わらせることもできると思います。

こんな心が習慣化されてくると、あらゆる場面で良い方向へ導かれていくと思います。

これは、経験してみなければ分からないことですが、是非実践して欲しいことです。

本日は、これで失礼致します。

最後まで読んで頂き、有難うございました。

ご意見ご感想頂けると有り難いです。

嫌いな人いますか？人を嫌うと徳を失うよ