『はた楽』経営コンサルタントで幸せ研究家の藤井孝幸です。

いつもブログを読んで頂き、ありがとうございます。

本日は『やまと言葉は、すごい!』と題して書かせて頂きます。

私が神道の勉強に目覚めたのは、ある一冊の書籍との出会いからです。

もう亡くなられているのですが、春日大社宮司をされた葉室賴昭氏著書「神道<徳>に目覚める」という書籍です。

これを読んで衝撃をうけました。

それから葉室先生の書籍を全部読ませて頂きました。

日本の「やまと言葉」に関する記述がどの書籍にも出てきますが、これがまた凄いのです。

何度かブログで書かせて頂いていますが、日本の言葉は「言霊」と言われ魂が宿っているとよく言われます。

現在使っている言葉は、ほとんどが漢字で表現されています。

しかし、元々日本には漢字はなく中国から伝わってきて、日本のやまと言葉を漢字に当てはめて現在の漢字が使われています。

漢字になったことで、本来のやまと言葉の意味が分からなくなってしまっているといいます。

例えば、私も使わせて頂いていますが、

「はたらく」を漢字で書くと「働く」と書きます。

これだと「労働」のはたらくがイメージされると思います。

しかし、やまと言葉での「はたらく」は、「傍(はた)を楽(らく)にする」という意味だそうです。

つまり、「はたらく」とは金の為の労働ではなく、

あることを施すことで「傍(はた)」の人を「楽(らく)」にしてあげられることが、本当のはたらくというのです。

「楽」とは、相手を「らく」にしてあげる。相手を「たのしく」してあげる。等、相手が嬉しくなることをしてあげることが「はたらく」なのだと。

色々な仕事がありますが、「傍(相手)を楽にする」ことを常に考えた仕事が喜ばれ繁盛するのだと。

他にも返事をするときに「はい」と言います。

この「はい」もちゃんと意味が隠れています。

「は」は葉っぱの「は」です。

葉っぱは光合成と言う働きで、二酸化炭素をキレイな酸素に生まれ変わらせます。

つまり、「は」は「よみがえる」「再生する」「うまれる」という意味です。

「はい」の「い」は、「いのち」の「い」です。

もっというと「いのち」は「生きるための智恵」で「いきるためのちえ」だといいます。

ということは「はい」は「命を蘇らせる」とか「命を再生する」とか「命を生む」という意味になります。

また「生きるための智恵が生まれる」とも解釈できます。

この葉室先生は「はい」という素直な返事をすることで「遺伝子に眠った古き良き心が」蘇ると言われています。

だから、夫婦間での会話の中で「はい」という返事を使い、子供に聞かせることで、また言わせることで

太古の時代から先祖代々伝わる「古き良き心」が目覚めると言われています。

古き良き心が目覚めことで、「敬う心」「感謝する心」「共生する心」「慈悲の心」等の思いやる心等が目覚めるのです。

昨今は、自分さえ良ければという個人主義的な傾向が目立つ世の中だと思います。

だから、大人も子供も「はい」という返事を意識しましょう。

まだ、他にもありますが、本日は、これで失礼致します。

最後まで読んで頂き、有難うございました。

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