『はた楽』を念頭に中小企業の発展繁栄とその企業に関わる全ての方々を幸せに導くコンサルを目指す経営コンサルタントで幸せ研究家の藤井孝幸です。

いつもありがとうございます。

おかげさまで毎日書かせて頂いております。

本日は『日本の神話を語れますか? 知らないと・・・』と題して書かせて頂きます。

日本の神話と言えば、

『古事記』と『日本書紀』です。

私もそうですが、学校で日本の神話を習ったことがありません。

歴史の授業で「古事記」と「日本書紀」という書物があるといった程度で

内容は知りませんでした。

海外の方からすると「なぜ日本人は、自国の歴史・神話を知らないのか?」と不思議に思われると聞きます。

やはり国民として、先人が日本国をつくってきたことを誇りに思うことが、愛国心につながり世のため人の為という心が育つのだと思います。

戦後の教育から、授業内容が変わったようで、神話は一切学ばなくなったようです。

大河ドラマや、古い時代を描いた映画やドラマで、

「日本の為に・・・」「お国の為に・・・」と命をかけてまで守ったり、発展させたりという場面を見ます。まさに、その時代と現代の教育の違いだと思います。

戦後、アメリカに追いつけ追い越せで一生懸命働いてくださったお蔭で高度経済成長を成し遂げ、日本を経済大国にしてくださった。この方たちは、神話を勉強してきた方達なのでしょう。

ある評論家は、

「12～13歳までに自国の神話を知らない民族は滅びる」と言われています。

そして、

その理由に、

「知らない」の反対は「知る」ということで、

興味があるから知ろうとする、つまり知らないということは興味がないということ。

興味がないと、国がどうなろうが、関係ないという思考の人が増え

その結果、国は滅びる方向へ進んでしまうというのです。

日本の文化が廃れている様に思いませんか?

欧米のものがあたかも最高のもののように、日本のものは時代遅れ的な見方をされ、全て欧米式を取入れています。

神話を通して、日本のすばらしさが理解できていないから、

日本の良さを表現できず、「これが世界基準だ」と言われれば、

それに流されてしまっているのではないでしょうか。

古事記の序文に

『古(いにしえ)を稽(かんが)えて以て風猷(ふうゆう)をすでに廃れるに縄(ただ)し、

今を照らして以て典教を絶えんと浴するに補わずということなし』とあります。

これは、「昔のことを学び、廃れてしまった道徳心を見直し、今の基準とすべく失われかかっている尊い文献を補うために、この古事記を書き残しておく。」という意味だそうです。

いつの時代も、海外の文化が入ってくると、目新しいものが良く見えてきて、伝統的なものが失われそうになって行くのでしょう。それを立て直すために書かれたようです。

古事記は、古代の日本人から子々孫々への遺言ともいわれています。

古事記をただ読むだけでなく、正しく生きて行くための、

大いなるヒントが込められた書物だと思います。

是非とも、これを機に古事記を読んで欲しいと思います。

漫画の古事記もあるので、子供でも読みやすい書籍はあると思います。

「鬼滅の刃」を読み・見る事で、古き良き心が覚醒すると以前書かせて頂きましたが、

古事記も同様に、古き良き心が覚醒すると思っています。

是非ともお読みください。

本日はこれで失礼致します。ありがとうございました。

日本の神話を語れますか? 知らないと･･･