『お蔭様』の本来の意味

「お蔭様」という言葉を日常どの程度使われているだろうか? 

 例えば「お元気ですか?」に対して「はい。お蔭様で」や、何か手助け頂いたときに「お蔭で助かりました」、仕事上では「お蔭様で・・・」と使われているでしょう。 

 たぶん「相手のご協力あって」という意味で使っていると思います。 

 この「お蔭様」は、本来宗教的な意味合いがあるのです。 

 それは、ご先祖樣や神仏の御加護を意味しているのです。 

 つまり見えないものへの感謝の気持ちを込めたものなのです。 

 仏教では、全てのものは相互に関係しあって、多くのものの力、お蔭、恵みを受けて生きていると説かれています。 

 と、いうことでお世話になった方々へ対するためだけでなく、見えない神仏ご先祖樣の力も働いていることにも感謝する意識をもって使って頂くと良いでしょう。 

 私は神道を学んで分かったことですが、日常起こっていることは偶然ではなく、神樣のお導きあってのものというのが神道の考えなのです。 

 なので、何かやり遂げた・考案した・助けてあげた等を「私がやったの」「私が考えたの」「私が助けてあげたの」と「私が」と強調してしまうことがあります。 

 あまり「私」「私」と強調し過ぎると横柄な態度になることがあります。 

 そうすると、神樣からのご指導(バチ)があると聞きます。 

 これらは全て、神樣のお導きがあって「やらせて頂いている」ということです。 

 あなたの所へ行けば、「やってくれる」「助けてくれる」「ちゃんと対応してくれる」とお客樣や元請業者や患者さん等を神樣が導いてくださっているのです。 

 神樣が導こうが実際に対応してあげたのはあなたかもしれませんが、それに至るまでには一番最適な「あなた」を選び導いてくださったから「やってあげる」ということも出来たのです。 

 なので、神樣のお導きあってのものだという自覚を持つことで神仏ご先祖樣にも感謝が伝わるでしょう。 

 今後「お蔭様で・・・」という言葉を使われる時は、その相手だけでなくその裏で働く神仏・ご先祖樣のお導きにも感謝の意を込めて頂きたいと思います。 

 そう思えることで、あなたを更に成長させてくれ、事業や家系も発展して周りに幸せをもたらす人になっていくはずです。 

 本日はここまでに致します。 

 本日の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。 

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 最後まで読んで頂き有難うございました。 

 本日の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。 

 本日は、これで失礼致します。 

 ありがとうございました。         

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