日本は『和』の国。『和』を大切にしていますか?

日本は『和の国』と言われています。 

 太古の時代から日本は争いを好まない民族だったと言われております。 

 飛鳥時代に聖徳太子が「十七条憲法」を制定しました。 

 その第一条に『和を以て貴しとなす』とあります。 

 「和」の意味は「仲良くする」「協調する」「争わない」です。 

 「貴し」の意味は「尊敬」「尊重」です。 

 つまり『和を以て貴しとなす』とは、 

 『何をするにも皆と仲良く争わず協調することが、何よりも貴いこと』という解釈になります。 

 「和」の「仲良くする」「協調」「争わない」とは別に「しっかり話し合いをしなさい」という意味でもあるそうです。 

 もっと言うと「互いに調子を合わせるだけでなく、お互いが納得いくまでしっかり議論すべき」という意味になります。 

 争いを避けるためだけに「同調」していると、どちらかに不満が残り後でもめる元にもなりかねません。 

 なので、お互いに納得がいくまで「協調」することが大切だということです。 

 「協調」とは、互いに協力し合うこと。特に利害や立場などの異なるもの同士が協力し合うこと。 

 利害関係が反する場合、折り合いをつけることは難しいかもしれませんが、互いに理解をして歩み寄ることも必要ではないだろうか? 

 西暦592年～710年の飛鳥時代に「みんなと仲良く争わず協調しなさい」と言っており、先人たちの経験から、それが一番良い結果になるということが分かったからこそ、現代にこうして言葉が伝わってきているのでしょう。 

 「和を以て貴しと為す」というのは、日本の国の基本理念的なものでしょう。 

 特に昨今は、「我関せず」の世の中になってきており、家庭でも職場でも「和」が乱れつつあるのではないだろうか? 

 ひとりひとりが意識をしていくことで「みんな仲良く争いのない平和な世の中」に少しずつでも変わっていけることを願います。 

 本日はここまでに致します。 

 本日の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。 

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 最後まで読んで頂き有難うございました。 

 本日の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。 

 本日は、これで失礼致します。 

 ありがとうございました。       

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