見えない力を侮るなかれ 味方につけよう

「見えない力」と聞くと怪しい奴と思われるかもしれませんが、お付き合いできる方はお読みください。 


 私がここでいう「見えない力」とは、昔の人から伝わってきた風習や言い伝えのものです。 


 特に暦から伝わる様々な風習は、目に見えない効果を期待してのものが多くあります。 


 昔の人々は、生きるために五穀豊穣・無病息災・子孫繁栄を大切にしてきました。 


 それを確実に実行できるように、天地自然のパワーを最大限に発揮できる方法を生活に取り入れて来たのです。 


 それが風習であったり年中行事であったりなのです。 


 しかし、昨今は昔からの迷信だと片付けて「目に見えない」「科学で証明できない」ものはダメだという傾向が強くなっているように感じます。 


 ただ、それは何故そうなったのかは、私の自論ですが、いつも書かせて頂ているように昭和20年の終戦が境目で、教育等様々な政策でそれまでの日本人の思考が否定されたことが発端なのではないだろうか? 


 昔の人々は「これに気を付けろ」とか「これを大切にしろ」等の意味で色々なことを後世に残してくれています。 


 諺や言葉であったり年中行事であったり風習であったり・・・。 


 例えば、一時期流行った言葉に「忖度(そんたく)」があります。 


 この意味は「他人の心をおしはかる」とか「相手に配慮する」等です。 


 つまり相手の気持ちを察するのです。 


 他に「目は口ほどにものを言う」とは、黙っていても目つきなどで言いたいことが感じ取れるというものです。 


 これらの言葉があるということは、いつ出来た言葉か分かりませんが、人の心を感じられる察する能力に長けていたのではないでしょうか? 


 しかし、現代ではこの察するや感じるということが出来なくなっているのではないでしょうか? 


 何故なら「忖度」が流行した当時政治家が人の気持ちを間違って捉えて失敗することが多々ありました。 


 これは、日常でもあることで、良かれとしたことがトラブルになり人間関係にヒビが入ったということも、察し違いからのものだと思います。 


 何故人の心を察することができなくなったのか? 場の雰囲気を読めなくなったのか? 


 オーストラリアの先住民・アボリジニは、テレパシーが使えるそうで、ある学者が「何故テレパシーが使えるのか?」と尋ねたところ「それは簡単なこと。嘘をつかないことと欲を持たないこと。」と答えたそうです。 


 そうすると、ご理解できたと思いますが、現代は嘘と欲にまみれた世の中だと思いませんか? 


 だから、感覚が鈍って察することも感じることも出来なくなっているのです。 


 しかし、唯一この能力が衰えていないのは、虫の音を風流と捉えることが出来ることです。 


 海外の人たちは虫の音を騒音としか聞こえないのです。 


 そうすると、まだまだ回復の余地はあると考えます。 


 「嘘をつかない」必要以上に「欲を持たない」を実施することで察する能力は向上でき、見えない力も感じられ目を向けられるのではないでしょうか? 


 僧侶で歌人の西行の詩にこんなものがある。 


 『なにごとのおはしますかは知らねども かたじけなさに涙こぼるる』 


 これは、西行が伊勢神宮にお参りして、目には見えないけど、何かがそばで見守ってくれていると感じ、涙がこぼれるほどのありがたさがこみ上げてきたことを詩にしたものです。 


 長くなりましたけど、何が言いたいかと言いますと、日本はもともと神道の国です。 


 天地自然に神樣が宿っているという考えがあり「神の恵み・天地自然の恵み」で生かされていると見えない力に感謝をささげてきたのです。 


 その見えない力に日々支えられ導かれてきたことが、間違いなく『幸せになれる生き方』だと様々な風習等を後世に伝えて来てくれているのです。 


 私が思う、見えない力で最強なものは、神仏ご先祖樣の力です。 


 これは、生きて行くための必須の基礎の部分だと考えています。 


 上手く文章でお伝え出来たか不安ですが、是非、日々神仏ご先祖樣に手を合わせ感謝をして「見えない力」を味方につけて欲しいと思います。 


 本日の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。 


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最後まで読んで頂き有難うございました。 

 本日の記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。 

 本日は、これで失礼致します。 

 ありがとうございました。      

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合同会社 宇部経営コンサルタント事務所

昭和54年創業 / 経営相談・経営改善・経営者研修・社員研修

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